アングラーとは

英語で「釣り人」を指す名称です。同様にフィッシャーマン(fisherman)も釣り人を指しますが、フィッシャーマンは漁師など、職業的に魚を獲る人たちを指すニュアンスが強く、趣味性で魚を獲る人の事をアングラーと呼ぶ事が一般的です。
「釣り」自体を指す英語も、アングリング(angling)というものがあり、 アングリングは趣味の為に魚を獲る事、フィッシング(fishing)は趣味・商売の為に魚を獲る事とされています。
アングラーにまつわる作品達

人はなぜ釣りに行き、アングラーになるのか。ここでは釣り人や魚釣りの魅力について触れられる作品達をご紹介します。
ヘミングウェイ釣り文学傑作集
20世紀の文学界に多大な影響を与えたヘミングウェイ。その名だたる作品の中から、釣りに関わるシーンを選抜した作品です。ノーベル文学賞を受賞した彼の言葉は、「釣り」という存在がなければ生まれなかったかもしれません。アメリカの太公望の間で大好評を博している「Hemingway On Fishing」の翻訳本。言うまでもなく、生涯にわたり釣りを愛した大文豪アーネスト・ヘミングウェイの作品集です。ヘミングウェイの幾多の作品の中から釣りの名場面だけを選りすぐったものですから、釣りを愛する人々には必読の一冊。一編一編が短くて読みやすく、どこから読み始めることもできるので、ヘミングウェイ作品およびアメリカ文学への入門書としても最適です。釣り師としてのヘミングウェイの勇姿をおさめた写真も多数掲載されていて、見ごたえ読みごたえたっぷり。ぼくはこの本であらためてヘミングウェイの魅力にしびれました。
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釣人かく語りき
釣りとは何か?人はなぜ釣りをするのか?各界の著名人へのインタビュー集。人はなぜ、釣りをするのか?深い問いです。登場する著名人の方々がのめりこんでいるのは、ジャンルもターゲットも様々ですが、いずれも「だたの釣好き」を上回る「相当な釣り好き」ばかり。「人はなぜ、釣りをするのか?」深い問いです。緊張する精神を解きほぐすものなのか、すり減った神経を研ぎ澄ますものなのか、答えも様々ですが、無心に釣りに取り組む時間が、仕事のパフォーマンスや人生の充実に大きな影響を及ぼしているのは間違い無さそうです。いずれのエピソードも深く共感でき、楽しく読ませていただきました。
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文豪たちの釣旅
大岡 玲著「文豪たちの釣旅」文豪達が愛した「釣り」を巡る旅を記した一冊。著者は、歌枕ならぬ「釣枕」の旅をしている。文豪、文人たちの風景に入り込んで、言葉で表現された情景の隙間にはまり込んだ釣人の気分を巧みに引き出し、味わい、楽しみ、さらに、釣人の風景として描き直してくれる。本の中に、無駄に写真が多くないのも素晴らしい。十分に風景が見える。よい釣旅をさせていただいた。
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ブラックバス
直木賞作家・神吉拓郎著の短編集。「ブラックバス」はその中一編で、終戦の日に疎開先の湖でブラックバスを釣る少年の心情が静かに描かれています。本作は直木賞最終候補作にまで挙がった隠れた名作。リバー・ランズ・スルー・イット
ロバート・レッドフォードが15年の歳月をかけ作り上げた玉砕のヒューマンドラマ。フライ・フィッシングの美しい描写は、第65回アカデミー賞・撮影賞を受賞しました。モンタナの雄大な自然の中で、若き日のブラットピットの名演が光ります。モンタナの自然、古き良き時代のアメリカの家族愛と、フライフィッシング。開高健が著書で述べた「釣り師は心に傷があるから釣りにでかける。しかし彼は、その傷が何であるかわからない」と言う言葉がこの作品にもピッタリ当てはまります。ヘミングウェイはフライフィッシングが出来なかったので、フライフィッシングに嫉妬していた。開高健はスコットランドでフライフィッシングに挑戦し惨敗したという話を聞いたことがあります。
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ビッグ・フィッシュ
巨匠ティムバートンが手がける、父と子の絆の再生をテーマにしたハートフルファンタジー。釣りのシーンはあまり出てきませんが、人生の傍にはいつも魚釣りがあると感じさせてくれます。まず一番の感想は映画でここまで涙腺大決壊した自分への驚きです。映画は好きで良く観ますが、グッと来る場面では「お、ヤバイぞ俺…」言いながら目にじんわり涙を貯めても流れるのを必死に我慢する派なんです。それなりの年齢、いささかへし曲がった性格もあり、感動して響いてんのに泣くのは何だか照れ臭いし抵抗がある、だからグッと我慢する。部屋で独りなのに笑
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