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【ドラグ調整をもう一度考える】リールマニアが“いまさら聞けない基礎”を徹底解説(2ページ目)

ドラグが緩すぎるデメリット

魚が寄らない

釣りの画像

出典:PIXTA

ドラグでラインを放出しすぎると、魚に反転させて走る余裕を与えることになり、当然魚は寄ってきません。

魚が走り回って周りの釣り人とラインが絡んだり、障害物に巻かれたりして獲物を逃すことに。釣り人が多い状況では、素早く魚を取り込むのもマナーです。

ラインがヨレる

リールの画像

撮影:TSURI HACK編集部

ドラグを出しながらハンドルを巻くと、ラインにヨレ(ネジレ)が蓄積していきます。

ラインがヨレるとトラブルを起こして絡まったり、ラインが痛んで強度が低下したりすることに。「ドラグが緩い=ラインに優しい」というわけではありません。

針が貫通しない

釣りの画像

撮影:TSURI HACK編集部

ドラグが緩すぎるあまり、フッキングの際にズルズルと滑ってしまうようでは、針の刺さりが甘くなります。

針の刺さりが浅いと、すっぽ抜けが起こるだけではなく、針が曲がりやすくなるのです。

ドラグを締めすぎるデメリット

ラインが切れる

釣りの画像

撮影:TSURI HACK編集部

当たり前ですが、ドラグの設定をラインの限界以上にすると、ラインは切れてしまいます。

とくにフッキングの際に大きな衝撃がラインに加わるため、アワセ切れを起こす原因にも。伸びの少ないPEラインを使う際は要注意です。

ロッドをのされやすい

釣りの画像

出典:PIXTA

ドラグが出ないということは、魚の引きが吸収されずにロッドや釣り人に伝わるということです。

そのため、大型の魚が近距離でヒットした場合は、ロッドをのされた状態になりがち。そうなると一気にラインに負荷が掛かり、切れてしまいます。

針が伸びる

釣り針の画像

出典:PIXTA

針の強度に対してドラグが強すぎると、針が伸びてしまいます。

掛かりを優先した細軸の針やオープンゲイブの針、トレブルフックは伸びやすいため、とくに注意が必要です。

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