ギンブナってどんな魚?
ギンブナは一般的にはマブナと言われており、日本各地の河川、池、沼を生息地にしており日本で親しまれている最もポピュラーなフナ。ギンブナのほとんどがメスでクローンの子供を作る無性生殖の一種、雌性発生を行い有性生殖を行うフナの精子で繁殖を行うのでギンブナのオスがいなくとも繁殖が可能なのです。
ギンブナの特徴
体高はゲンゴロウブナとキンブナの中間ぐらいの大きさで、体の色はオリーブ色を基調にお腹は銀白色、背は褐色を帯びているのがギンブナの特徴です。
ギンブナの分布・生息域
ギンブナの分布は日本・台湾・朝鮮半島・中国。生息域は主に沼・池・河川下流域などの流れが穏やかな水域です。身近な池や川でも生息していることから、昔からフナ釣りは人気があります。
ギンブナの釣り方オスは激レア
ギンブナの釣り方はのべ竿にウキ・道糸・ハリスを付けたシンプルなウキ釣り。エサはミミズ、ねりエサ、うどんなどで流れのゆったりした河川、用水路で釣ることができます。ギンブナは雌性発生なので、生まれてくる子供はほとんどがメスでオスは希少と言われています。その割合はメス99%、オス1%とかなりの激レアで、「オスが存在しない」なんて地域もあるくらいです!
ギンブナの大半はメス
ギンブナは大半がメスでオスが生まれてくる確率は1%と激レア!そのため釣れるギンブナのほとんどがメスになります。オスを釣る確立は極めて低いのです。
ギンブナの子供はクローン!?
ギンブナは無性生殖である雌性発生という方法で繫殖。クローンの子供を作る無性生殖の一種なのですが、雌性発生の場合はオスの精子が必要になり、フナ類のオスあるいはコイ科のオスと繁殖行動することによって卵を排卵し子供が生まれます。オスの精子の刺激で子供ができるのですが、無性生殖(クローン)なのでメスの遺伝子のみでオスの遺伝はしません。
ギンブナの釣り
ギンブナ釣りのタックルは非常にシンプルです。1~3メートルほどのべ竿に道糸とウキとハリスをセットし、エサを付けるシンプルな釣りになります。初心者や入門者の方は、簡単に取り付けが可能な小物用の釣り仕掛け画便利です。釣り方はマブナの生息域である池、沼、河川の下流域、用水路でギンブナが居そうなポイントを探します。水草や流れ込み、濁りがある場所がおすすめです。ポイントに着いたら水深に合わせてウキから下の長さを調整し、エサを付けて仕掛けを投入します。あまり反応がなければ、ギンブナがポイントに付いていない可能性があるので、そこで粘らず移動をしましょう。
このセットさえあればギンブナ釣りが可能!
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ギンブナの飼育方法
日本全国にいる適応力の高いギンブナの飼育はとても簡単!細かな水温や水質の調整がいらないので、水槽とポンプやろ過装置のようなものがあれば飼育が可能です。水槽サイズは幼魚のうちは30センチほどの小さなものでも大丈夫ですが、個体によって30センチ以上になるギンブナもいるので60~90センチの水槽で飼育しましょう。ギンブナは餌付けやエサの入手も簡単、市販の金魚や川魚用のエサで飼育できます。注意点ですが、ギンブナは雑食でなんでも食べます。メダカなどの小魚を食べてしまう可能性があるので小魚との混泳は避けましょう。
ギンブナ飼育はこの水槽セットがおすすめ!
ギンブナのエサにはメダカやタナゴのエサも代用可能!
身近なギンブナを釣って飼育もしてみよう!
日本で最もポピュラーなフナであるギンブナは、手軽に釣りができ飼育もとても簡単。河川の下流域が近くなくても近所の池や用水路に行けばギンブナに出会えます。比較的簡単に釣れる魚ですが、奥深い一面もあります。週末に近所の川や池でフナ釣りを試してみてはいかがでしょうか。
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ギンブナをもっと近くに!