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【2019年新製品】SG?LG?19ブラックレーベルの注目ポイントとウッチーおすすめモデルを聞いてきた!(2ページ目)

質実剛健、ふたたび

ブラックレーベル発売から10年を迎え、新しくなったブラックレーベル(通称:BLX)。開発のコンセプトは「釣れる竿とは何か。」を追求したというこのロッド。まずは、モデルチェンジしたそのデザインから見ていきましょう。

BLXのロゴ

ダイワ新作ブラックレーベル
ダイワ ブラックレーベル
前作とはガラリと異なり、コルクをあしらったシンプルなデザイン。どんなリールにも合わせやすそうですね。

SGとLGの2シリーズの違いを聞いてきた

感度・操作性重視のSGシリーズ

ブラックレーベルSG

SGはSensitivity of Graphiteの略。ダイワ公式のカタログには下記のような説明があります。

高弾性HVFナノプラスを軸にX45コブラシールドで締め上げ、SGはレスポンス向上と復元力に優れる3DXを搭載。高い感度と操作性に徹底的にこだわり、ワーミングを軸とした釣法で本領を発揮。およそ第3~4ガイドから曲がり始め、シリーズ共通のコンセプト・ラインスラックの巧みなコントロールを強く体感できるのがこのシリーズだ。

引用:DAIWA BASS 2019春の新製品情報

開発担当の方に話を聞くと、高弾性カーボンを使用するSGは、感度重視のワーミングの釣りにはもってこいのロッド。

SGにはLGにはない3DXという技術が搭載されています。分かりやすく言えば3DXは曲がってから戻るスピードが早くなるというもの。

ティップガイドも軽いガイドを採用する事で、感度に優れるモデルです。

キャスタビリティ性としなやかさに優れるLGシリーズ

ブラックレーベルLG

LGはLimberness of Graphiteの略。

従来のDAIWA作品には少ない中弾性素材をメインに採用。しなやかに曲がって曲がってからの戻りが遅くなるのが中弾性。ルアーの重みをブランクに乗せやすく、より軽いルアーへの対応力を高めキャスタビリティを向上。軽量と粘りがLGの特徴。

引用:DAIWA BASS 2019春の新製品情報

SGとは対照的に、手首を返すだけでしっかり曲がり、飛んでくれるキャスタビリティに優れるのがこのLGシリーズ。

クランキングロッドにはグラスコンポジットよく使われますが、中弾性カーボンを採用したのは、ワーミングにも使えるようにするため。
LGのガイドにはあえて重いガイドを採用することで、竿のしなりを邪魔しない設計がなされています。

注目Point②:X45コブラシールド

ネジレ剛性を高めるのが“X45”。ティップからエンドにいたるまでDAIWA独自のテクノロジーX45を、最外装に先端から採用されています。

注目Point③:2ピースモデルもラインナップ!

前作のブラックレーベルは1ピースが主体で、7フィート以上のモデルはグリップジョイントでした。今作はセンターカットの2ピースモデルがラインナップされているので、軽自動車アングラーには嬉しいところですね。

また、SGは“並継”を採用し、レスポンスを重視。LGは投げやすさを重視し“印籠継”を採用。径の差が少ないため、しなやかに曲がる設計になっています。細部までこだわりが詰め込まれたロッドに仕上がってます。

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