ソウギョの特徴と生態!巨大なベジタリアンの釣り方とは?

中国四大家魚の一種であるソウギョ。草食なのに体長はなんと2メートルにも成長する淡水の巨大魚です。もともと日本にはいなかったソウギョですが、どんな経緯で日本へやってきたのでしょうか。また、ソウギョは一体どうやって釣るのでしょうか。今回は巨大なベジタリアン、ソウギョにクローズアップ!


アイキャッチ画像出典:パゴス

ソウギョってどんな魚?

ソウギョ(草魚)はコイ目コイ科ソウギョ亜科に属する中国原産の淡水魚。日本にも養殖の為に移入されたものが生息しています。いったいどんな魚なのか、ソウギョの特徴や日本のソウギョの歴史を見ていきましょう。

ソウギョの形態

ソウギョ
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ソウギョは2メートルに達する大型魚ですが、日本国内で見られる個体は最大でも1.2メートルほどとされています。側面から背中にかけては緑灰色で、腹面は黄白色。コイに似ていますが、コイの背びれは前後に細長いのに対してソウギョの背びれは丸く小さいものです。また、コイと比較すると大きめの鱗を持っています。

ソウギョの生息域・分布

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ソウギョは大陸性の長大な大河とそこに連なる湖沼群に生息し、水草や水辺の草を摂食する習性から水生植物や水際の植生が豊富な環境に多く見られます。また、元々の分布域はベトナムからアムール川流域までの中国を中心とした東アジア地域です。しかし現在は日本や北米、東南アジア等世界中に移入され、各地で外来種として扱われています。

ソウギョの生態・習性

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ソウギョは孵化から体長 30ミリまでの間、植物性・動物性問わずプランクトンを主に餌としており、130ミリを超えるまでは水面で動物性の餌も摂食しています。体長が130ミリを越えると草食性を強く示し、水生植物の他、マコモやヨシなどの抽水植物や水面上に垂れ下がった雑草などを食べるようになり、これがその名前の由来とされています。

また、産卵期になると成魚は上流を目指し、そこで浮遊性の卵を産み落とします。産み落とされた受精卵は川を流下しながら成長を続けて孵化します。この習性があるため急峻な地形かつ距離の短い河川が多い日本では孵化する前の受精卵が海に達してしまい、利根川や荒川、淀川等の大河川を除き自然繁殖が難しいとされています。

ソウギョは中国四大家魚の一つ

ソウギョはコイ科に分類される中国原産の淡水魚で、ハクレン、コクレン、アオウオに並ぶ中国四大家魚の一種です。四大家魚とは、これらの四種を同じ環境で同時に飼うことで、手間を全く掛けずに繁殖(養殖)させることができることからそう呼ばれています。体長が最大で2mにも達し、成長も非常に早いことからソウギョは中国で貴重なタンパク源となっています。

食用目的で日本に移入したが、食害が問題に

日本にも明治11年に食料難解決のために移入されましたが、草を食べる独特の食性を利用して水草の駆除目的で全国に拡散されました。しかし、必要以上に水草を食べてしまい、日本の生態系にも大きな悪影響を与えてしまう食害が問題視され、現在では、要注意外来生物に指定されています。

一方で、釣りのターゲットとして特定のファンがいるほか、観賞魚としてアルビノ個体も出回るなどの側面を持っています。

ソウギョは食べられる?味は?

出典:PIXTA ※画像はイメージです
ソウギョの元の生息域である中国では重要な食用魚として扱われており、養殖も行われています。身の色はコイや鯛に似た白身で、草食性であるためか臭みも少なく食べやすい魚であると言われています。 現地では煮付けや唐揚げ、蒸す等の火を通す料理が一般的です。ソウギョには有棘顎口虫が寄生している事が多く、生食は非常に危険です。

ソウギョ釣りのタックル

ソウギョを釣る際のタックルは、基本的に大型の鯉釣りタックルを用いると良いでしょう。ドラグ性能などは必要以上にこだわる必要はありませんが、1メートルを超えるサイズがかかっても対応できるよう、頑丈なタックルを用意しておきましょう。

鯉釣りのタックルについては以下のリンク先でもご紹介していますので、合わせてご覧下さい。


竿

コイ用の投げ竿がおすすめです。特に遠投が必要ではありませんが、ある程度長いほうが釣り人に優位にファイトできるでしょう。

ダイワ 大鯉専科 MH535 遠投・N
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ダイワ 大鯉専科 MH535 遠投・N
全長:5.3m
自重:500g
継数:5本
仕舞寸法:124cm
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リール

リールもコイ用の頑丈なスピイニングリールが良いです。基本的には置き竿でじっくり待つ釣り方なので、重さなどはそれほど重要ではありません。

ダイワ カープイズム 4500BR
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ダイワ カープイズム 4500BR
軽量で使いやすい、巻き取り量も多く満足出来るリールだと思う。 出典:amazon

ライン

メインラインにPE2~3号程度、リーダーは30~40ポンド程度を使用すると良いでしょう。大型のソウギョとは長時間ファイトが想定されます。メインラインとリーダーはしっかりと結んでおきましょう。

リーダーの結び方については下記リンク先で詳しく紹介していますので、あわせてご覧下さい。



ラパラ ラピノヴァXマルチカラー2.0号
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ラパラ ラピノヴァXマルチカラー2.0号


デュエル ハードコア パワーリーダー CN50m 30lb ナチュラルクリアー
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ソウギョの釣り方

草を好んで食べるソウギョは釣り方も他の魚とは少し違います。ソウギョ釣りのポイントをおさらいしておきましょう。

ソウギョの通り道を把握する

ソウギョの通り道
出典:Pixabay
まずは、ソウギョが餌を食べて歩くポイントを把握することが重要です。ソウギョは川岸に生えている葦を好んで食べます。ソウギョは先端部から葦の葉をむしゃむしゃ食べるので、先端部分が切れている葦を探してみましょう。ソウギョの食べ後があれば、そこがソウギョ釣りのポイントになります。

餌となる草を水中に沈めておく

ソウギョの主食は葦
出典:Pixabay
ソウギョ釣りでは、餌も葦の葉を使用します。ソウギョが違和感なく針付きの葦の葉を食べるようにハリを通したら、餌の葦を水中に沈めます。このとき、餌の葦と一緒に周辺の葦の葉も水中に沈めておきましょう。そうすることで、ソウギョがより寄り付きやすくなります。

気配をできるだけ消して待つ

ソウギョは警戒心が強い
出典:Pixabay
ソウギョは非常に警戒心が強い魚といわれています。餌の葦の葉を一旦は口にしても、周囲を軽快して先端のほんの少しだけ食べて逃げてしまうことが多々あります。ソウギョ釣りの際はできるだけ気配を消して、じっとアタリがあるのを待ちましょう。ヒットしてしまえば、後は豪快なファイトを楽しむだけです。

ベジタリアンな巨大魚、ソウギョ

ソウギョはでかい
あんなに大きな体なのにもかかわらず、食べる餌は草というなんとも変わった食性を持つソウギョ。江戸川や荒川などの都市部の河川にも生息しているので、比較的手軽に狙うこともできます。とにかく大きな魚を近場で狙ってみたいと思ったあなたは、是非ソウギョを狙ってみてはいかがでしょうか。

紹介されたアイテム

ダイワ 大鯉専科 MH535 遠投・N

ダイワ 大鯉専科 MH535 遠投・N

¥21,546 税込

ダイワ カープイズム 4500BR

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¥29,422 税込

ラパラ ラピノヴァXマルチカラー2.0号

ラパラ ラピノヴァXマルチカラー2.0号

¥1,810 税込

デュエル ハードコア パワーリーダー CN50m 30lb ナチュラルクリアー

デュエル ハードコア パワーリーダー CN50m 30lb ナチュラルクリアー

¥933 税込

ソウギョ
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TSURI HACK編集部
TSURI HACK編集部

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