ホームフィールドを作る
釣れなかったり、釣果情報に流されたりして、いつも違う場所を転々としている方も多いのではないでしょうか。
たしかに、場所移動もひとつの手段ですが、同じ場所に通い続けることで、実は多くのことが学べるのです。
場所を変えないからこそ分かる違い。
場所を固定することで、状況や釣り方の変化による魚の反応が、より明確にわかるはず。いわば、フィールドの“定点観測”ができるのです。
釣れる状況や釣り方を覚えれば、それを応用することで、ほかの釣り場に行ってもスムーズに対応することができます。
これらを理解する前に場所をコロコロと変えても、すべてが中途半端になるだけで、いつまで経っても「釣った」ではなく「釣れた」のままです。
もちろん、新しい釣り場に挑戦することも有意義ですが、自分の釣りの基準となるホームフィールドは大切です。
オフショアに挑戦する
「自由に釣りがしたい」「魚を探す楽しみがない」という理由で、岸釣り専門の釣り人も多いはず。
しかし、オフショアフィッシングは、けっして“船長に釣らされている”わけではありません。岸釣り同様、またはそれ以上に、的確な状況判断が求められる釣りなのです。
効果測定が明確にできる
岸と比べて魚影の濃い場所で釣りをできるのがオフショアフィッシング。魚が多い環境のため、ルアーや釣り方の違いによる、魚の反応の変化をシビアに感じ取れます。
魚影が薄いことも多い岸では、効果測定がしにくいのが現実です。アンケート調査と同じく、より多くの魚を対象とした方が、検証の精度が高まります。
船に乗ってみると、魚の反応に合わせた繊細な釣りを学ぶことができるでしょう。