シーボーグ300Jについて
シーボーグ300Jはダイワから発売されている電動リール。軽量かつコンパクトなボディながら、パワーとスピード、耐久性を兼ね備えます。
今回はそんなシーボーグ300Jについて詳しく見ていきましょう!
近海パワーゲームに最適な300番サイズ
PEライン3号を400メートル、4号を300メートル巻ける糸巻量と、47キロの巻き上げ力を誇ります。近海のパワーゲームに最適なこのスペックが、人気の理由です。
ダイワ シーボーグ300J
ダイワ シーボーグ300J-L
シーボーグ300J<注目の機能>
シーボーグ300Jはハイエンドモデルに相応しい、最新の機能が満載。ここでは、そんなシーボーグ300Jの注目すべき機能を紹介します!
操作性抜群のJOGパワーレバー
ダイワ製電動リールを象徴する機能が、JOGパワーレバー。ボディの上側面にあった巻上げレバーを、リールの中心に配置しました。
クラッチ操作や巻き上げが指1本でできるため、繊細な操作が求められる近海のライトゲームなどで好評を博しています。
マグシールドで海水をシャットアウト
海水や異物の侵入をブロックする、ダイワ独自のテクノロジーがマグシールド。さまざまなリールに採用されており、近年のダイワを代表する機能です。
海水やエサの汚れなどが付きやすい船釣りは、リールへの負荷が大きいため、初期性能が長く続くマグシールドは大きな魅力でしょう。
強力なパワーを発揮するMAGMAXモーター
特殊ネオジウム磁石を用いたことで、低回転時も高回転時も安定したトルクを発揮する、非常に強力なモーターを搭載。
そのため、大型の青物やイカの多点掛けも楽々と浮かせることが可能。レスポンスの良いブラシモーターであるため、釣り人の操作へ瞬時に反応します。
ATDがラインブレイクを防ぐ
スムーズなライン放出と、魚の引きに追従する粘り強いドラグシステムも特徴です。船釣りでは想定外の大物がヒットしてきますが、ATDがあれば安定したファイトが可能。
それでいながら、必要以上にラインが出過ぎないため、ファイト時間を短縮してスピーディーに魚を取り込める点も魅力です。
糸落ちが早いシンクロレベルワインド
仕掛けを落とす際に、スプールと同調してレベルワインドが動く機構が導入されています。
ラインの放出抵抗を減らすことができるため、仕掛けを素早く落とすことが可能。もちろん、手返しの向上につながります。
手巻きでは再現できない電動スロー巻上げ
低速時の巻き上げ速度を、極限までスローに設定しています。一定の微速で巻き上げるアプローチは、手巻きリールでは再現することが難しいでしょう。
シーボーグ300J<おすすめの釣り>
シーボーグ300Jは近海でのパワーゲームを中心に、さまざまな釣りへ対応します。ここでは、そんなシーボーグ300Jにおすすめの釣りをチェックしましょう。
泳がせ釣り(ノマセ釣り)
青物やヒラメを狙った泳がせ釣り(ノマセ釣り)には最適すぎるスペックです。近海はもちろん、外洋での10キロオーバーのヒラマサとも互角のファイトができるでしょう。
イカ
通常ならば500番サイズを使いたいイカ釣りですが、強力なパワーを備えているため、十分に対応可能。水深100メートル前後でのイカ釣りにおすすめです。
マダイ
コマセやサビキ、チョクリなど、あらゆるマダイ釣りを楽しめます。電動スロー巻上げを駆使した繊細なアプローチは、強力な武器です。
コマセ釣り
青物やマダイ、アジ、イサキなどをターゲットにしたコマセ釣りにも最適。コンパクトなボディのため、コマセを巻くシャクリも快適に行えます。
シーボーグ300J<使い方・他機種との比較>
ここでは、シーボーグ300Jの購入を検討されている方に知ってほしい、使用上の注意点や他機種との比較をまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
バッテリーは必需品
シーボーグ300Jを使用する際は、電圧の安定しない船電源はNGです。高性能な電動リールゆえに電力の消費が激しく、性能をフルに発揮できません。
ダイワから発売されているスーパーリチウムがベストな選択ですが、値段が高いことがネック。まずは安価な鉛バッテリーでもいいので、船電源だけは避けてください。
定番の鉛バッテリー
ウッドマン シーキングバッテリー 12V8Ah
ダイワ製電動リールのポテンシャルをフルに発揮!
ダイワ スーパーリチウム 11000WP-C
▼電動リールのバッテリーを特集した記事です
釣行後のメンテナンス
使用後は、真水で海水をしっかりと洗い流しましょう。ただし、オイルが流れ出てしまうため、お湯で洗うのはご法度。
また、ケーブルを接続するコネクター部分のグリスがなくなると、錆が発生して接触不良を起こすため、コネクターグリスはこまめに補充してください。
レオブリッツ300Jとの比較
シーボーグ300Jの下位機種がレオブリッツ300Jです。糸巻量やボディのサイズは同じですが、もっとも大きな違いは、マグシールドの有無とモーターのパワー。
シーボーグ300Jは耐久性と巻き上げ力で勝っています。
ダイワ レオブリッツ300J
シーボーグ300MJとの比較
シーボーグ300Jの上位機種に当たるのがシーボーグ300MJ。最大の違いは、スピードモードとパワーモードを切り替えられる、メガツイン・プロ機能。
仕掛けの回収や小型の魚はスピードモードで素早く巻き上げ、大型魚はパワーモードで力強く巻き上げることができます。
ダイワ シーボーグ300MJ
ダイワ シーボーグ300MJ-L
シーボーグ300Jでパワーゲームを楽しもう!
近海のライトゲームから外洋の大型の青物まで対応できるシーボーグ300J。コンパクトなボディからは想像できないパワーと耐久性を誇ります。
お手頃な価格ではありませんが、汎用性の高さとパワーを考えると、投資してみる価値は存分にありますよ!