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『アカカマス』はカマス類で最も美味しい!見分け方とレシピのまとめ(2ページ目)

アカカマスとヤマトカマスの見分け方

ヤマトカマス

出典:PIXTA ※画像はヤマトカマス

アカカマスは同じカマス科のヤマトカマスと非常に似ている魚です。

一見見分けがつかない2種類の魚ですが、背ビレと腹ビレが異なる位置にあるアカカマスに対して、ヤマトカマスは背ビレと腹ビレが同じ位置にあるため見分ける際はこちらのポイントをしっかりチェックしましょう。

またアカカマスはヤマトカマスに比べて鱗が手につくほどはっきりと見えるため、直接触れる機会がある方はそちらも見分けるポイントの一つです。

アカカマスの美味しい食べ方

アカカマス

出典:PIXTA

アカカマスは釣りの対象魚としてはもちろん、食用としても非常に人気の高い魚。旨味の強い白身魚であるため、茹でやり煮付けなどには不向きとされており、塩焼きやフライなどが人気。

刺身としても食べることができますが、産地に近く鮮度の良いものでなければいけないため一般的に流通しているものは火を入れて召し上がる方法がおすすめです。

ここではそんなアカカマスの美味しい食べ方について紹介していきます。

アカカマスの旬の時期は?

アカカマスは初夏から秋にかけてがもっとも旬の魚と言われており、冬から春にかけては全国的な流通量も非常に少ないです。

特に初夏に漁獲されるアカカマスは産卵前の脂の乗った個体が非常に多く、どんな調理法で食べる際もおすすめです。

アカカマスの焼霜造り

アカカマスは皮に独特の風味があるため、生魚を食べたい方には皮を炙った焼霜造りがおすすめ。水洗いしたアカカマスを三枚に下ろし、皮を炙って寝かすだけで皮の独特の風味が旨みへと変わり非常に美味しいです。

釣ったばかりの新鮮なアカカマスを味わいたい方には間違いなくぴったりの食べ方です。

アカカマスのフライ

魚が苦手な方にはフライもおすすめ。三枚におろし、小骨を抜いた身に塩胡椒をさっとかけ衣をつけて揚げるだけで美味しいカマスのフライの完成です。

生食では気になる皮の風味が活きるため非常に食べやすく、ソースやレモン汁、マヨネーズなどお好みの調味料で楽しめる食べ方です。

アカカマスの塩焼き

アカカマスの旨味を存分に堪能したい方には定番の塩焼きがおすすめです。沖目で漁獲される大型のアカカマスの身を水洗いし、塩をしてから1時間ほど寝かして焼き上げるだけのシンプルな調理法。

溢れた脂によって香ばしく仕上がった身はまさに至高とも言える味わいです。

アカカマスの混ぜご飯

塩焼きで余った身を活用できる混ぜご飯。骨をとった身を炊きたてのご飯と混ぜ合わせることで美味しいカマス飯の完成です。

隠し味にレモン汁や酢などを合わせることでアカカマスの風味を損ねず、美味しく混ぜ合わせることができます。

アカカマスの干物

アカカマスの加工品としてもっとも有名な干物。定番の開き干しは皮の風味が活かされた絶妙な味わいが魅力です。また一部地域では醤油、みりんなどで味付けして干したみりん干しなども人気です。

手軽にアカカマスを味わいたい方には干物などの加工品もおすすめですよ。

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