極端に小さくする
魚が釣れないとついルアーを小さくして食わせようという思考が働きます。小さいルアーが届く範囲で有効な場合もあるかもしれませんが、ルアーが小さくなれば飛距離も縮まりますし、小さいという事は魚に気づいてもらえない可能性が高まってしまうという事になります。
本当に「変える」べきは
本当に変えるべきはなんなのか、今一度考えてみましょう。元々プレッシャーの高い場所やベイトフィッシュのサイズが小さい場合、狙っているサイズや魚種が小さい場合など、小さいルアーが有効な状況は確かにあります。ですが、魚の居場所が分からないうちは、ルアーを小さくすることに意味はありません。
荒くなる・気を抜く
魚が釣れないと集中力は途切れ、雑な釣りになってしまいがちです。ルアーの着水音が大きくなって魚が逃げてしまったり、早く巻きすぎて魚がルアーに追いつけなかったりする場合も出てきます。
また、「どうせ釣れないから」と気を抜くと、唐突なアタリに反応できずチャンスを逃してしまいます。
釣れない時こそ
釣れないときこそ集中力を保ち、丁寧に釣りましょう! 集中が続かない時間を3時間過ごすなら、1時間だけ釣って移動・休憩に30分使うといったサイクルをとったほうが、新鮮な気持ちやモチベーションを維持することができます。
迷走する
別の手段を試したりポイントを移動したりするのが有効に働く場合は往々にしてありますが、度を過ぎてしまうのは考えもの。
キャスト毎にルアーを変え、ルアーを巻いている時間よりも結び直している時間のほうが多くなってしまったり、移動しすぎて移動時間のほうが長くなってしまったりといった「迷走」も、釣れない時に陥りやすい落とし穴です。
自分のセレクトを信じる
確率的には、ルアーが水中に入っている時間が長ければ長いほど釣れる可能性は上がります。ルアーを変えたり移動したりすれば、ルアーが水中に入っている時間が減少し、釣れる可能性を潰していくでしょう。
とは言え、一つのルアーを延々と同じ場所で使い続ければいいというわけでもありません。ある程度、自信の持てるルーティーンを組んで、経験を積むことも大切です。