地獄すぎる手のかじかみ
高水温時と比べ低活性の魚と戦うシーンが増える冬の釣りですが、寒さというモンスターとの戦いも避けては通れません。
その中でも特に地獄ともいえる手のかじかみ。
手元での作業が多い釣りにとっては最大の強敵といえるでしょう。
どうして手はかじかむの?
手のかじかみは血管の収縮が原因といわれています。
生命活動を守るために体の中心に血液を集めるため、体の末端である指先まで血液が行き渡らず、指先が冷たく感じるそうですよ。
最悪の場合しもやけ・凍傷につながる恐れもあるため、甘く見ずにしっかりと温めることが大切なのです。
次ページ:手のかじかみを対策する
手の感覚がなくなる前に対策を!
厳寒期の釣りは寒さとの激闘。
北風吹き付ける中、何の対策もせずに素手で挑むのは無理があります。
手の感覚がなくなってリーダーやスナップ、仕掛けが結べない……となる前に必ず対策をとりましょう。
対策①グローブで手全体をカバー
性能を求めるなら、タイタニューム素材を使用したフィッシンググローブがオススメです。
ウェットスーツや登山用テントの素材としても仕様されることの多いタイタニューム素材は断熱・保温性・伸縮性に優れており、まさにフィッシンググローブには最適の素材といえます。
デメリットとして値段が高いという点が挙げられますが、値段相応の効果を発揮してくれるので一つは所持しておきたいアイテムです。
真冬でも手汗をかくほど!?定番のおすすめグローブ
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対策②巻きポカで手首をカバー
リストバンド式ホルダーに専用ホッカイロを入れて使用する『巻きポカ』は一度使ったら手放せないとリピーターが急増しているアイテムです。
指先のかじかみには関係ないのでは? と思われますが、手首には熱の影響を受けやすい皮膚直下に流れる血管があり、手首をカバーすることで温かい血液が指先まで行き渡ることでかじかみの対策へ繋げることが可能なのです。
一度使えばリピート必至!
対策③マグマカイロをポケットへ
商品名から想像できる通り、通常のカイロより熱いを謳い文句にしたマグマカイロ。最高温度73度・平均温度度と防寒対策には欠かせない高い発熱性を誇っています。
高温ゆえに肌に直接当てないや就寝時に使用しないなどの注意点があります。使用時はポケットに入れ、手を突っ込んで使用しましょう。
使用方法をしっかり守れば極寒の海を攻略する強力な味方となってくれます。
温かいを通り越して熱いです……
私“かじかみ”から卒業します
我慢できないほど辛い指先のかじかみも、保温アイテムを正しく使用することで回避することが出来ます。
今年こそ“かじかみ”から卒業して、ウインターフィッシングを心の底から楽しみましょう!
最後になりますが、冬でも気付かない内に脱水症状に陥る危険性がありますので、温かい飲み物で体を温めると同時に水分補給も意識して行うようお願いします。