神奈川県のシーズナルパターン
神奈川県は東京湾に面しているため、東京湾のシーズナルパターンをそのまま使えるポイントも多いです。
しかし神奈川独自のご当地パターンも数多く存在し、フィールドと季節に合わせて多くの戦略が必要な地域です。ここではそんな神奈川県のシーズナルパターンについて詳しく見ていきます。
春
さまざまな生き物の活性が高まる春シーズンの神奈川県はシーバスのベイトとなる小魚の回遊が増えていきます。河川では稚鮎が遡上をはじめる時期。
海ではハクなどの群れが浅瀬に入ってることも多く、河口やサーフなどの定番フィールドでの釣りがおすすめ。
バチ抜けパターンがはまる時期でもあるため1月末から4月までの時期はバチ抜け用ルアーを用意しておくことも大切です。
夏
イワシ、イナッコ、ハゼなどをシーバスが積極的に捕食するハイシーズン。
横浜近辺では沖堤防以外では釣果が続かないなど厳しいシーズンではありますが、朝夕のマズメ時でカバーしましょう。
河川上流域や磯場、ディープラインなど夏に適したポイントのリストアップは欠かせません。
秋
9月に入ると水温も徐々に落ち着きはじめ、イワシ、イナッコはもちろんコノシロやサヨリなどのベイトも回遊するようになります。
この時期のシーバスは産卵に備えて荒食いをはじめるため、サイズも数も狙えるハイシーズンです。特に11月以降はランカーサイズの釣果も多数。
神奈川県西部では落ち鮎・イカパターンなど、ご当地ならではの釣りを楽しむことが可能です。
冬
一般的にはオフシーズンとして知られる冬。工業地帯では温排水の影響で水温が高く、厳寒期でも釣果が聞こえる場合があります。
東京湾の玄関口でもある横須賀~三浦半島にかけては“磯マル”が注目を浴びる時期。釣り収めにふさわしいランカーシーバスを求め、多くのアングラーがロッドを振ります。