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カナガシラを詳しく解説|ホウボウとの見分け方・生態・食べ方に迫る(2ページ目)

カナガシラの食べ方

カナガシラ

出典:楽天市場

カナガシラは白身の魚で非常に美味です。ホウボウの人気に押され、近年では安価に取引されていますが、古来は殿様などが食べる上等の魚として扱われていました。

節分や生後100日に行われるお食い初めにも使われるほどの魚であったので、当然現在でも高級魚として扱われてもおかしくないほど食味は抜群です。

鱗は小さく硬く取りにくいですが、皮は厚いので引きやすいです。刺身にする場合は鱗を引かずに皮ごと引いてしまってもようでしょう。

身が絶品なことに加えて、アラからもよい出汁がでる魚です。

旬はいつ?

カナガシラは産卵期の春までが脂がのって最もおいしい時期です。晩秋から早春が旬で、漁獲、釣獲共にピークを迎えます。

寒い時期に食べごろを迎える魚と言えるでしょう。具体的には11月から3月頭ごろまでが最盛期です。

刺身

カナガシラの刺身は絶品です。中にはメジャーな近似種であるホウボウよりも評価する人もいます。

旬の脂がのった時期は特に甘味が強く、旨味が凝縮されています。身がしっかりしているので食感もいいです。

新鮮なカナガシラが手に入ればまずは刺身から試してみましょう。

唐揚げ

カナガシラは白身で癖がないため、唐揚げで美味しくいただけます。骨が多い魚ですが、小さな個体であれば2度揚げ、3度揚げすれば骨ごと食べることができます。

十分に油を熱して、短時間で揚げることが美味しく食べるコツです。

塩焼き

カナガシラを味わうにあたって、素材の味を楽しみたいなら塩焼きがお勧めです。鱗をとった塩焼きでも、あえて鱗を付けたまま塩焼きにしてもおいしくいただけます。

ホクホクとした食感がたまらないでしょう。

煮付け

カナガシラを食べるうえで最も一般的な料理法は煮つけかもしれません。

白身のうまみが詰まった身に、甘辛い煮汁が染み込むことでご飯やお酒がとまらない絶品料理になるでしょう。大きめのカナガシラを選ぶとよいでしょう。

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