九州=爆釣という方程式
釣り人のパラダイスに選んだのは『北九州市』。そう、あの『釣りよかでしょう』でもお馴染みの九州の地。
編集部M
編集部N
編集部M
編集部N
北九州市は関門海峡、響灘、玄海灘などの沖釣りに加え、ショアジギングやエギングといったショアからも豊富な魚種が狙えるという噂。また、バスや雷魚も狙える、まさしく釣り人のパラダイスと呼べる夢のフィールド。
今回許された時間は移動日を含め3日間。北九州空港からバスで30分で出船できるという小倉を拠点に沖釣りをメインに、釣り人のパラダイスを満喫してやろうという事で、釣れる気まんまんの二人は早速船に乗り込んだのでした。
あえて2人とも初めての釣り方をチョイス
経験や腕で釣果が左右されないよう、2人とも初めての釣り方を選びました。
選定基準は“魚がたくさん釣れる” “大物も釣りたい” “当然食べたい”。そんな3条件を満たしてくれそうな釣り方がこちら。
1.初心者にも大物の可能性大!! 九州発祥の『落とし込み釣り』
2.繊細なアタリと食わせのアクションにバサーもはまる『イカメタル』
3.数もサイズも狙える『一つテンヤ』で癒しを!
実釣編はヒラマサを始め、大型青物から超高級魚までを狙う『落とし込み釣り』を抜粋してご紹介。
いざ実釣!結果やいかに……
九州が発祥と言われる“落とし込み釣り”。サビキにイワシやアジをかけたら、そのまま仕掛けを海底まで落とし込み、ヒラマサ・ブリ・ヒラメ・真鯛をはじめ、超高級魚のハタ類など色々な魚が釣れる、まさに食物連鎖を体感できる釣りと言われています。
お世話になった船は小倉駅近くの港から出航の落とし込み専門船『胡百』さん。
船長に当日の状況や釣り方のレクチャーをうけ、釣り開始。狙うポイントは蓋井島沖の水深70メートル付近。
まずは仕掛けを落とし、エサとなる魚をかけていきます。エサがかかれば、竿先が暴れるのでそのまま、仕掛けを底まで落としていきます。エサの下に魚が待ち構えていれば、バクリ!と丸呑み!竿先がはいっていくとのことです。
そんなこんなで二流し目でしょうか。編集部Mの竿先が暴れ出し、エサがついたのでそのまま底に落とし込みます。
と、その矢先、竿先が入りました!!
釣るまでのレクチャーは受けていましたが、実際の魚がかかってからのレクチャーは受けてないかも……と思いつつ、とりあえず電動リールのスイッチをいれます。
ロッドの重みから、いいサイズであることを確信!緊張が走ります。事前に多少ドラグを緩めたこともあり、ドラグを出されては、巻き上げ、出されては巻き上げを繰り返します。
心の中で「バレないでー」と念じつつ、ロッドをたて魚が浮いてくるの待つ編集部員M。
「あと20メートル……あと10メートル……。リーダー見えました!」
ここからは船長が手繰り寄せてくれます。そして無事キャッチされたのは……
ドーン!!ナイスサイズのヒラマサ!
船上にはハイファイブとともに歓喜の声があがります。
計測するとなんと10キロジャストのヒラマサ。
普段やったことのない、初めての落とし込み釣りで10キロのヒラマサ!これが北九州市近海のポテンシャル!!
その後も、船中で何本もヒラマサやアコウが掛かります。しかし5キロクラスまではあがりましたが、いいサイズがかかると仕掛けがことごとく飛ばされてしまいます。
ここがエサを細い仕掛けで食わせ、大物をかけるという落とし込み釣りの難しいところであり、面白さでもあるのでしょう。
<次ページでは今回の釣果を発表!>