レオブリッツS400について
レオブリッツS400は、ダイワから発売されている電動リールです。ダイワが誇る先端技術を搭載しており、高い基本性能と優れた汎用性が魅力。さまざまなターゲットを追い求め、幅広い船釣りを楽しめる1台です。
汎用性の高さが魅力!
5号のPEラインを300メートル巻ける十分な糸巻き量と、最大巻上力45キロのパワーを持つレオブリッツS400。近海の船釣りにハイレベルに対応するスペックを誇り、“初めての電動リール”としても最適です。
ダイワ レオブリッツ S400
レオブリッツS400<注目の機能>
優れた巻き上げ力を発揮するモーターをはじめ、数々のダイワテクノロジーが搭載されています。その中でも、特筆すべき技術と機能にスポットライトを当ててみましょう。
FF構造&ベルトドライブ
スプールの前方にモーターを配置するFF構造により、手に収まりやすいコンパクトなボディ形状に設計されています。
ベルトドライブによる駆動は動力伝達の高効率化、静音化、軽量化を達成。上位機種とも共通の構造であり、モーターのパワーをフルに引き出します。
ウルトラスプールフリー/シンクロレベルワインド
クラッチを切った際にスプールとモーターのギアが切り離され、軽い負荷でもスプールが回転を始めるウルトラスプールフリーを採用。
スプールの回転に同調して動くレベルワインドと合わさり、深い棚へも素早く仕掛けを送り届け、手返しを向上させてくれます。
糸送り機構
仕掛けの投下時にモーターギアを逆回転させ、スプールの回転抵抗を低減する糸送り機構。ウルトラスプールフリー構造との相乗効果により、高速で仕掛けを落下させます。
防水トーナメントドラグ
青物や大きな鯛など、引きの強い魚を相手にする場合は、ドラグ性能が重要。防水加工を施すことにより、初期性能の低下を抑制した防水トーナメントドラグは、スムースな滑り出だしと粘り強さを備えています。
船べり停止
船べり停止は、竿の破損の原因となる“仕掛けの巻き込み”を防ぐ機能。船べり停止する位置を、竿や仕掛けの長さに合わせて好みの場所に設定できます。
レオブリッツS400<おすすめの釣り>
レオブリッツS400を使って楽しめる、代表的な釣りをいくつかご紹介いたします。
ノマセ釣り/泳がせ釣り
中型の青物やヒラメをターゲットにした、近海のノマセ釣り・泳がせ釣りにベストマッチ。ただし、外洋の大型青物に対してはパワー不足です。
マダイ
コマセ・サビキ・チョクリなど、全国のマダイ釣りに対応。釣法によっては、手巻きでは難しい、安定したスローな巻上による誘いが武器となります。
タチウオ
関西・関東を問わず、タチウオ釣りでは大活躍間違いなしです。電動リールの特性を活かした、『電動微速巻き上げ釣法』がおすすめ。タチウオ釣りにはやや大型のリールですが、掛けアワセる釣りも十分楽しめます。
コマセ釣り
自動シャクり機能を使いこなせば、撒いたコマセに仕掛けをなじませるのも簡単。初心者の方でも、的確なコマセワークを可能としてくれます。
イカ
日本海のマイカやヤリイカなど、浮きスッテの胴突き仕掛けに最適。深い棚へも仕掛けを素早く送り込めるため、移動の速いイカの群れを逃すこと無く、効率よく釣ることができます。
根魚
根魚を狙った胴突き仕掛けやノマセ釣りにも向いており、カサゴやキジハタ釣りにおすすめ。しかし、オニカサゴやアカムツを狙った、中深場の釣りにはパワーが不足しています。
レオブリッツS400<メンテナンスと注意点>
バッテリーは必需品
船の電源は電圧が安定しないため、レオブリッツS400の性能をフルに発揮できません。ダイワから発売されているリチウムバッテリーがベストですが、価格が高いのがネックです。
そこでおすすめなのが、安価な鉛バッテリー。“リチウム>鉛バッテリー>>>船電源”と覚えておき、まずは脱船電源を目指しましょう。
ウッドマン シーキングバッテリー 12V8Ah
釣行後のメンテナンス
釣行後はその日の内に、シャワーを使って海水や汚れを洗い流しましょう。ただし、オイルやグリスが流れ出す原因となるため、長時間水に漬けこんだり、お湯で洗ったりするのは禁物。
また、ケーブルを接続するコネクター部分のグリスが減ってきたら、しっかりと補充をしてください。コネクターグリスがないと、錆が発生して接触不良の原因となります。
PEライン専用!
レオブリッツS400はPEライン専用のリールです。ナイロンラインやフロロカーボンラインは、スプールに過度の負荷が掛かり、故障の原因に。
フロロカーボンラインを用いた完全フカセ釣りには、レオブリッツS500を選択してください。
ダイワ レオブリッツ S500
レオブリッツS400で電動デビュー!
電動リールは敷居が高いイメージかもしれません。しかし、1度使ってみると、その快適さに驚かされるはずです。レオブリツS400で電動デビューを果たし、新たな釣りに挑戦されてはいかがでしょうか。