スロージギングの概念

通常の青物ジギングのようなワンピッチジャークとは異なり、ロッドの反発力でジグを飛ばしたり、ロングフォールで魅せるのがスロージギングの特徴で、体力をそこまで使わないため女性にも親しみやすいジギングのひとつとして人気となっています。
ここまできた!スロージギングのターゲット

そして水深800メートルといった水深では1000グラムのジグを使い『アブラボウズ』を狙うなどターゲットの幅をますます広げています。
近海スロージギングの基本タックル

ロッド | ・全長:6.5-6.8ft前後 ・ルアー重量:150gクラスをメインにMax220gまで ・適合ライン(PE):Max 2-3号 |
リール | 中型ベイトジギングリール |
ライン | 低伸度PE1.2-3号 狙う水深の倍以上のラインを巻いておく 水深40m-PE1.2号/200m 水深250m-PE1.2号/600mなど |
ロッド
REALMETHOD JIGGING-GRII SLOW C68 #3
不意の大物にも対応できるスロージギングを堪能できる1本
全長:6.3ft
自重:156g
継数:1本
ルアー重量:Max130-200g
適合ライン(PE):Max3号
全長:6.3ft
自重:156g
継数:1本
ルアー重量:Max130-200g
適合ライン(PE):Max3号
アブガルシア SJC-63/180-KR SJ
小物から大物、青物から底物まで対応のスロージギング専用4オンスモデル
全長:6.3ft
自重:156g
継数:1本
ルアー重量(※スローピッチジャークでの使用):Max250g
適合ライン(PE):Max2.5号
全長:6.3ft
自重:156g
継数:1本
ルアー重量(※スローピッチジャークでの使用):Max250g
適合ライン(PE):Max2.5号
テイルウォーク ソルティシェイプダッシュSPJ632
ミドルレンジの価格帯ながらワンランク上の品質
全長:6.3ft
自重:110g
継数:1本
ルアー重量(※スローピッチジャークでの使用):Max230g
全長:6.3ft
自重:110g
継数:1本
ルアー重量(※スローピッチジャークでの使用):Max230g
ゼスタ スローエモーション B683
150~220g前後の操作が得意な近海エリアのバーサタイルロッド
全長:6.8ft
自重:138g
継数:1本
ルアー重量:Ave200g
適合ライン(PE):2号
全長:6.8ft
自重:138g
継数:1本
ルアー重量:Ave200g
適合ライン(PE):2号
エバーグリーン スロージャーカー PSLJ 603-4
元祖ともいえるスローピッチジャーク専用ロッド
全長:6.3ft
自重:128g
継数:1本
ルアー重量:90-200g
適合ライン(PE):Max2号
全長:6.3ft
自重:128g
継数:1本
ルアー重量:90-200g
適合ライン(PE):Max2号
各メーカーからスロージギング専用ロッドとして発売されている6.5-6.8フィートクラスで3-4オンスパワーのロッドが、青物や根魚、中深海のアカムツなど近海のベーシックとなっています。
細身の高弾性のブランクにスローテーパーといったロッドが特徴です。
▼スロージギングロッドの詳しい選び方&おすすめモデルはこちら
リール
スロージギングはバーチカルに攻めるためベイトタックルがメイン。使用ラインが200-600メートル巻ける中型のベイトリールを合わせます。
アブガルシア ソルティーステージ REVO LJ-4
近海から中深海まで対応の大口径、ハイスピードギヤ搭載モデル
ギア比:7.6:1
自重:378g
最大ドラグ力:10kg
巻取り長さ:107cm
PE糸巻量(号-m): 1-1200
ギア比:7.6:1
自重:378g
最大ドラグ力:10kg
巻取り長さ:107cm
PE糸巻量(号-m): 1-1200
シマノ オシアジガー2000NRHG
ベイトジギングリールの代名詞『オシアジガー』シリーズ
ギア比:6.2:1
自重:595g
最大ドラグ力:10kg
巻取り長さ:117cm
PE糸巻量(号-m): 3-400/4-300/5-220
ギア比:6.2:1
自重:595g
最大ドラグ力:10kg
巻取り長さ:117cm
PE糸巻量(号-m): 3-400/4-300/5-220
ライン
水深250メートルを超える中深海での使用も考え、1.2-2号を基準に、細く強い低伸度のPEラインを選びましょう。4本撚りのほうが8本撚りに比べ伸びが少なく感度が高いと言われています。キハダやアブラボウズといった30キロオーバーがターゲットのときにはPE2〜4号クラスを水深にあわせて巻いておきます。
リーダー
リーダーも擦れに強く、伸びの少ないフロロカーボンを20-40ポンドを3ヒロ(4.5メートル)程度を摩擦系ノットで結束しましょう。ジグ
大きく分けると2タイプあるスロージギング専用のメタルジグ。木の葉のような形をフォールアクションがメインのもの、水切りを優先した細身のタイプに分類されます。釣行する海域の水深やターゲットでジグのサイズは変わってきますが青物、根魚を狙う水深60メートル程度なら130グラム。
200〜300メートルクラスの中深海では250〜400グラムのジグを水深、海流にあわせ選んで見てください。
カラーは近海ジギングに比べると、グロー系カラーが多くされているのが特徴とも言えます。
フック
ジグがフォールしたときに横向きになりやすいよう、使用するメタルジグとのバランスをとりながら、フックを選びましょう。基本となるのはフロント、リアともにツインアシストタイプの2/0〜3/0サイズを合わせます。またフックは軽いスプリットリングと溶接リングと合わせ、ジグの表面にフックがくるようセッティングします。
スロージギングの基本アクション
基本的に青物ジギングのようなハイテンポなジャークではなく、ジグをしゃくったあとに、フォールで魅せていくのがスロージギング。ここでは“リーリングとロッドの弾性でアクションさせる方法”と、“ロッドを大きく煽りアクションさせる方法”をご紹介します。
リーリングとロッドの弾性でアクション(スローピッチジャークアクション)
ロッドは水平よりやや上向き程度に構え、ジグの着底後は、即座にリールを1/4~1回転させてポーズします。するとジグの自重でロッドが曲がり、ロッドの復元力で反発し、ジグを跳ねさせます。これを連続して行うことでジグがアクションします。ハンドルの回転や、リーリングの強弱で、ジグのアクションを多彩に演出することが可能です。
ロングフォールアクション
ロッドを頭上まであげ、ジグをフリーフォール、もしくはラインテンションを保ったままジグを落とすのがロングフォールアクションです。長い距離をフォールさせることで広範囲にアピールし、フォール中のアタリを取っていきます。超高級魚からビッグターゲットまで狙えるSLJ!
