釣りにグローブは必要なのか
釣りに出かける際、みなさんはグローブをしていますか? 暑い季節、寒い季節共にグローブを着用する釣り人は少なくありません。筆者は特に夏の釣りで、日焼けを防ぐためにグローブを愛用しています。また、各メーカーからも、様々なフィッシンググローブが販売されています。
素手でも全く問題はない
釣りをする上で、グローブは必須ではないかもしれません。しかし、ルアーフィッシングでは、むき出しのフックが多いため、グローブがあると大きく違うこともあります。釣りの際グローブを着用する3つのメリットを見ていきましょう!
あると得する3つのメリット
釣り用グローブは装着もめんどくさければ、手がムレるし……つけたくない!必要ない!という方にこそ見て欲しい3つのメリットをご紹介します!
針先から手を守る
出典:PIXTA
釣りは針を用いるため、手は怪我の危険性が高い部位です。グサッと刺さる大けがのリスクを避けるため、釣り用グローブは一役担ってくれますよ。
魚のヒレなどから手を守る
アジやカサゴなど比較的釣りやすくの身近な魚でも、尖ったヒレなどに触れることでケガをしてしまう恐れがあります。もしフィッシンググローブをしていれば、そういった怪我を予防することができるでしょう。
手のかじかみを抑える
冬は、素肌を外気に晒しておけないほど気温が下がります。水辺では風が強いことも多く、猛烈な寒さとの闘いに心が折れてしまう日もあるかもしれません。手がかじかんでしまうような寒さを防ぐためにも、グローブは欠かせないでしょう。冬の季節に頻繁に釣りへ出掛ける釣り人なら、もう御馴染みのアイテムかもしれませんね。
【編集部の声】実際使ってみてどうなの?
釣り用グローブはもはや体の一部とも豪語するTSURI HACK編集部員Iより、釣り用グローブの魅力をお伝えします。
臆せずに魚へふれられる
前述のとおり、意外にも危険の多い魚のボディ。グローブを装備することで、臆せずにつかむことができます。リリース前提の場合に意識するのは、グローブを濡らしてから魚に触れること。素手の体温で触れるより、魚にヤケドを負わせづらくしてくれます。
キャストの際に指を守る
ショアジギングなどで自重のあるルアーを投げる際は、フルフィンガータイプのグローブを装備しています。ラインによる指切れは想像を絶する痛み。指の保護のためにも装着がおすすめですよ。
磯歩きがしやすい
地磯釣行などの際、岩肌を手でつかまないといけないシーンも多いです。グローブがなければ、正直に言って危険。手を守るためにも必ず装着をします。
しかし臭くなりやすい
魚を直で触ったり、ガルプシリーズなどのワームのニオイが付着しやすいのは間違いありません。そのまま車にしまっておくのは狂気の沙汰、待っているのは地獄絵図。友人や家族などは乗せられません。必ず洗うようにしましょう。
シーズン別おすすめグローブ9選
大まかに夏・冬の2シーズンに適したおすすめのフィッシンググローブをそれぞれご紹介! 夏には夏の、冬には冬のグローブを快適に使い分けましょう。
夏
夏はグローブをすることで日焼け対策にもなります。しかし、暑さやムレ、臭いに考慮したグローブを選びたいところ。釣りメーカーから発売されている、夏に適した機能的なグローブをチェックしてみましょう!
感度を重視した5本カットモデル。煩わしい蚊も防ぐ。
滑り止めのシリコンプリントを採用した、快適で安心なグローブ
通気・速乾性に優れたメッシュ素材を採用したフルフィンガータイプ
涼しく、動かしやすい自在に伸びるストレッチメッシュを使用
優れたフィット感で蒸れにくいメッシュグローブ
冬
冬は寒さで手がかじかみ、セッティングなどが上手く行えないこともあります。防寒機能と、作業のしやすさのどちらも捨てがたいところです。やはり冬用途でも釣りメーカーから発売されているグローブに注目しました。
長めの手首部分と、トリプル構造で保温効果に期待!
タイタニュームα素材を使用した3本カットグローブ。
タイタニウム素材採用で暖かいフルフィンガータイプ
裏面のチタンコーティング加工が保温効果を高める
意外と優秀!フィッシンググローブ
釣りにグローブは必需品ではありません。使うとなると、ムレなどが気になったり、作業がしずらくなったりと、デメリットが気になるところです。しかし、実際に使ってみて、安全面や作業面で意外と優れていることに気付いた釣り人は少なくないでしょう。まだグローブを使用したことがないアナタも、是非お試しあれ!