ドラグチェッカーについて
ドラグチェッカーはBOUZから販売されているドラグやラインの結束強度を測定する釣具。感覚に頼りがちなドラグ設定を数値化することで、釣果の行方を左右する完璧なドラグセッティングが可能。使用方法も非常に簡単であるため、購入すれば誰でも簡単にドラグ設定を確認することができます。
今回はそんなドラグチェッカーの気になる機能や使い方について詳しく見ていきます。ドラグの強さをしっかりと計測したい方は必見です!
ドラグチェッカーを使うメリット
ドラグチェッカーはドラグの正確な数値が測定できるため、よりシビアなドラグワークが求められる釣りに大活躍。特に大型魚とのファイトが想定されるオフショアの釣りなどではドラグチェッカーでの繊細なドラグ設定が大きなメリットになります。
しっかり数字で計測することで、ドラグが強すぎたり弱すぎたりしたことによるバラしを軽減させる効果があると言えるでしょう。
ドラグチェッカーの選び方
BOUZから販売されているドラグチェッカーは1、3、5、15キロの4種類。それぞれのモデルで測定できる値が異なるため、購入する際は注意が必要です。1から3キロまでは主にショアでのライトゲーム向けで手軽にドラグの値を測定したい方におすすめ。
オフショア用のモデルを探している方には5キロ以上のモデルが定番です。ライトジギングであれば5キロモデルで十分対応可能ですが、大型のターゲットを狙う方には15キロモデルが推奨されています。
ドラグチェッカーの使い方
ドラグチェッカーにはドラグ設定を計測することはもちろん、ラインの強度を計測するなど、さまざまな使い方があります。ここではそんなドラグチェッカーの使い方を詳しく解説していきます。それぞれの用途に合わせた使い方をしていくことでドラグチェッカーの性能を最大限まで引き出しましょうね!
リールから直接ドラグ力を計測
リールのドラグ力を計測する使い方。ガイドによる摩擦が加わらないため、リール本来のドラグ性能を計測することが可能です。単純なリールのドラグ力を計測するにはおすすめですが、実釣で使用する繊細なドラグ力を計測したい方にはやや不向きの使い方です。
ロッドを介してドラグ力を計測する
ロッドにラインを通してドラグ力を計測する使い方。ロッドのすべてのガイドを通し、先端から出たラインからドラグ力を計測することで、実釣で魚がヒットした際にかかる負荷と同等の値が計測可能。大型のターゲットを狙うオフショアゲームなどではこちらの使い方がおすすめです。
結び目やライン同士の結束強度を計測する
ドラグチェッカーはドラグ力だけではなく、セットしたラインを両側から引き切ることでラインの結束強度も簡単に測定可能。PEラインにリーダーを結束した際の結束強度や、結束による強度の損失具合を計測したい方にも便利なツールなのです。
ドラグチェッカーの自作
ドラグチェッカーを低予算で使いたい方には自作もおすすめ。100円均一で販売されている秤やワイヤーなどを使用すれば簡易的なドラグチェッカーが作れます。軽い負荷であれば、感覚のドラグ力よりも確実な値が測定可能。
しかしながら5キロを超える重い負荷になると正確な数値を計測することは難しいため、より確実な計測がしたい方には市販のものを購入することをおすすめします。
ドラグチェッカーで安心のドラグセッティング!
ドラグチェッカーは誰でも簡単にドラグ力が計測できるツール。感覚に頼りがちのドラグ力を正確に計測できるため大型魚をやりとりするオフショアの釣りなどにおすすめ。またラインの結束強度の計測などもできるため、より釣りの精度をあげたいと考えている本格派アングラーはぜひ一台購入してみてはいかがでしょうか?