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ロッドの継ぎ方の種類と継ぎ形状に合わせたセッティング&外し方(2ページ目)

逆並継ぎ(スリップオーバーフェルール)の継ぎ方・外し方

逆並継ぎ(スリップオーバーフェルール)の継ぎ目

逆並継ぎとは?

逆並(ぎゃくなみ)継ぎ(スリップオーバーフェルール)とは、ロッドのブランクス本体に別のピースを継ぐタイプのことを指します。現在、多くのルアーロッドに採用されている方式です。

メリットは曲がった時に継ぎ目に掛かる負担が少なくなること、また印籠継ぎよりも軽量化が図れることが挙げられます。

デメリットとしては、ブランクスに太さが出るのでキャストフィールや曲がりのしなやかさが若干落ちる傾向があります。

逆並継ぎ(スリップオーバーフェルール)の継ぎ方

逆並継ぎ(スリップオーバーフェルール)の継ぎ方

スリップオーバーフェルールは捻じりながら継ぎ目を差し込んでいくのがポイントです。一番奥まで差し込んだときにガイドが真っ直ぐに並ぶようにしてください。

継ぐときには一気に力を入れると継ぎ目が捻じり切れてしまうことがありますので、徐々に力を入れつつゆっくりと差し込んでいくのがコツです。。

ガイドが真っすぐにセットされているかチェック

スピゴットフェルールと同様、継ぎが完了したらロッドを下からのぞき、ガイドが一直線に並んでいることを確認しましょう。

逆並継ぎ(スリップオーバーフェルール)の外し方

逆並継ぎ(スリップオーバーフェルール)の外し方

スリップオーバーフェルールを外すときには、差し込み時と同じように捻じりながら外していきます。手のひら全体でブランクスをしっかり持ち、徐々に力を入れつつ外すようにするのがコツです。

抜く順番はスピゴットフェルールと同じく、手元に近い部分から外していくようにしましょう。

しっかり継ぐことが大切!

ロッドの継ぎ目

印籠継ぎか並継ぎかに関わらず、竿はしっかり奥まで継ぐことが大切です。

稀に「抜くのが大変だから」と、緩く継ぐ人がいますが、これは絶対にNG!

継ぎ周辺の破損は、「継ぎの甘さが原因の大半」と言われるほどです。

抜けにくい時は、ロッドベルトの裏側(クロロプレン部分)を使えば簡単に外れますので、竿はしっかりと継ぐようにしましょう!

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