メタニウムDCの特徴
シマノの人気ベイトリール・メタニウムシリーズに追加された2015年発売の15メタニウムDC。I-DC5(アイディーシーファイブ)を搭載し安定したキャスト性能。XSHIP、マイクロモジュールギアを採用し滑らかな巻き心地に仕上がっています。
カラーリング
ボディーのカラーリングはガンメタよりのシルバー。ギア比によってメカニカルブレーキの指し色が変わります。画像左からノーマル、ハイギア、エクストラハイギア。
ランナップとレビュー
ノーマル(ギア比6.2)
ノーマルギアタイプ。スピーナーベイト、クランクベイトなど巻物に最適なギア比です。
シマノ 15 メタニウム DC 右
HG(ギア比7.4)
ハイギアギアタイプ。テキサスリグなどのワーミングにもピッタリです。勿論、巻物系でも使うことが出来ます。
シマノ 15 メタニウム DC HG 左
XG(ギア比8.5)
エクストラハイギアタイプ。ワーミングやピッチングなど早い回収が必要な釣りに向いています。海水でも使えますので、メタルジグを使ったライトジギング等にも向いているでしょう。
リール 15 メタニウム DC XG
メタニウムDC飛距離は?
メタニウムDCはDCの電子制御で必要な時のみブレーキをかけるので安定したキャストができ、飛距離も稼げます。では他の機種と比べた時の飛距離を見てみましょう。
16メタニウムMGLとの比較
メタニウムDCとMGLのスプール径は同じ34ミリですが、MGLには軽量のマグナムライトスプールが搭載さえており、軽量ルアーのキャストフィールが良いという特徴があります。
その為、10グラム以下のルアーをメインで使う方は、メタニウムMGLのほうが安定した飛距離を出せるでしょう。
しかし、MGLにはDCが搭載されていないため、10グラム以上がメインで、向かい風の中でも安定した飛距離を出したいという方は15メタニウムDCがオススメです。
メタニウムMGLの特徴については、以下リンク先の記事で詳しく紹介しています。
16アンタレスDCとの比較
アンタレスDCのスプールは37ミリ、メタニウムDCは34ミリと、アンタレスDCのほうが重いルアーの遠投性に長けてると言えます。こちらは目安ですが18グラム以下のルアーをメインで使う方はメタニウムDC、18グラム以上を遠投したい方はアンタレスDCをおすすめします。
▼アンタレスDCの紹介はこちらでチェック
メタニウムDCに合うロッドは?
中量級ルアーの飛距離を最大限に引き出すのならMH(ミディアムハード)クラス、7フィート以上のロッドがオススメです。
エクスプライド
シマノの名竿エクスプライド。17年に新設計となりパワーと遠投性能が磨かれました。
シマノ 17 エクスプライド 172MH
エクスプライドについては、以下リンク先の記事で詳しく紹介しています。
ゾディアス
シマノのハイコストパフォーマンスロッド。粘りのあるブランクスで巻物にもオススメです。
シマノ ゾディアス LONG & POWER 72 SERIES 172MH
ゾディアスについては、以下リンク先の記事で詳しく紹介しています。
あえて違うメーカーで選ぶなら
17年モデルのダイワ エアエッジ。立ち上がりの良いベリーでルアーを弾き出すようなフィーリング。ロングキャスト性にも注目です。
ダイワ エアエッジ ベイトキャスティングモデル 721MHB・E
メタニウムDCはバーサタイルリール
15メタニウムDCは、中量級のルアーを扱うにはもってこいのバーサタイルなリールと言えるでしょう。フィールドに1タックルしか持っていけない、1本で身軽に釣りをしたいといった場面で活躍してくれそうです。シマノ信頼のリールシリーズ「メタニウム」みなさんも一度お試し下さい!