ダイバーの天敵!“最大最凶”のカワハギ類、ゴマモンガラの生態に迫る
ゴマモンガラという魚をご存知でしょうか?カワハギ類の中で最も大きな種で、鋭く強靭な歯をもつ魚です。磯の上物釣りでゲストとして掛かることがありますが、あまり馴染みのない魚ですね。ゴマモンガラはとても凶暴な性質として知られ、ダイバーの間ではとくに有名。今回は、そんなゴマモンガラの生態や習性に迫ります。
2022/10/20 更新
編集者
TSURI HACK編集部
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ゴマモンガラってどんな魚?

フグ目モンガラカワハギ科に属するゴマモンガラ。カワハギの仲間としては最も大きくなる種類であり、とても凶暴な性質を持つ魚として有名な魚です。今回はそんなゴマモンガラについて迫ってみたいと思います。
ゴマモンガラの生息域・分布

ゴマモンガラは熱帯海域に生息している魚で、インド洋から西太平洋の広い範囲で見られます。日本では神奈川県より南の地域で見られ、磯釣りをしているとたまに釣れることがある魚です。ゴマモンガラは、サンゴ礁や岩礁帯を主な生息地としています。
ゴマモンガラってカワハギなの?
ウニや甲殻類を捕食するゴマモンガラは、一般的なカワハギ科とは違った「モンガラカワハギ科」という種類に分類されています。モンガラカワハギ科は、色鮮やかな体色を持ち、サンゴ礁を好む性質があるのが特徴です。カワハギの仲間ではありますが、種としては別の分類がされています。