スライドフォールジグについて
スライドフォールジグは、ハイドアップから発売されているラバージグ。同社のフラット系ワーム「スタッガーワイド」のスライドフォールアクションを最大限に活かすよう設計。ウエイトは豊富であり、3/32オンス(2.7グラム)、1/8オンス(3.5グラム)、3/16オンス(5グラム)、1/4オンス(7グラム)のラインナップがあります。
スライドフォールジグは、ブルーギルをはじめとしたフラット系ベイトフィッシュの特徴である”シルエットが変化する”フォールアクションで、バスの食性を刺激します。
スライドフォールジグの特徴
スライドフォールアクションに特化したヘッド
フラット系ワームがもつ「スライドフォールアクション」を活かすために設計されたヘッド。専用設計された特殊形状のヘッドは、水の抵抗をしっかりと捉えることで、絶妙なスピードでのスライドフォールを生み出すことができます。
長めのラバーはカットして好みのアクションに調整可能
ラバーは従来のラバージグよりも長めに設定されており、切って調整をすることで、自分好みのアクションに設定することができます。また、ラバーの断面は「四角形」となっており、四方向から水の抵抗を受けることで艶めかしいアクションを生み出し、ポーズ時はキレイなフレアを描くことができます。
スライドフォールジグにマッチするトレーラー
スライドフォールジグのトレーラーはフラット系ワームとの相性が抜群。3/32オンス(2.7グラム)・1/8オンス(3.5グラム)のリグには、3インチ程度のワーム、3/16オンス(5グラム)・1/4オンス(7グラム)のリグには4インチ程度のワームをトレーラーとして使うとバランスが取れるためおススメ。ここではそんなスライドフォールジグにおすすめなトレーラーを4種類ご紹介します。
スタッガーワイド 3.3インチ
スライドフォールジグはスタッガ―ワイドでの使用を念頭に開発されたため、言わずもがなの好相性。絶妙なフォールスピードでのスライドアクションによってバスに強烈にアピールします。特にブルーギルがベイトフィッシュになっているフィールドで強い効果を発揮してくれます。
スタッガーワイド ツインテール2.7インチ
スライドフォールジグは、カエルやザリガニをイミテートしたスタッガ―ワイドツインテールのスパイラルフォールにも対応します。特徴的なツインテールはジグをほとんど動かさなくてもゆらゆらと動いてくれるため、ボトムでのステイでもバスを誘うことができます。
ブルフラット 3インチ
ボトムバンピングでのリフト&フォールといったテンポの良いロッドアクションでは、蛇腹状テールのキックバックアクションとアームが生み出す微振動により、ボトムで泳ぐブルーギルを演出。フィッシュイーターが好む甲殻類成分が配合されているため、味と匂いでバスを誘惑することができます。
スタッガーワイドホグ 2.7インチ
スタッガーワイドホグはアームと細かいヒゲがあり、甲殻類をイミテートしボトムを中心とした攻略にピッタリ。スタッガーワイドシリーズの特徴である扁平ボディを採用したことで横から見ると見えづらく、上下から見ると大きく見えるのが特長。これによってバスの視覚に変化を与えることで、アピールすることができます。
スライドフォールジグの使い方
フォールが最も基本的な使い方になりますが、それだけではありません。ボトムパンピングやスイミングなど、多くの使い方があります。ここでは、そんなスライドフォールジグの使い方をご紹介します。是非参考にしてみてください。
フォール
スライドフォールジグはラインテンションをかけずにフォールさせることで、簡単にスライドフォールやスパイラルフォールをさせることができます。この時にアタリを取ろうとしてラインテンションをかけてしまうとアクションを阻害してしまうことになるので、着底するまではラインを緩めて我慢することが大切です。
ボトムパンピング
ボトムパンピングは、バスがボトムを意識している状況でとても効果的な使い方。着底後に小刻みにロッドを動かすことでボトムのリグを跳ねさせます。エビやザリガニがボトムを跳ねている動きをイメージして動かすことを心掛けます。スタッガーワイドツインテール、スタッガ―ワイドホグなど甲殻類を意識したワームとの組み合わせがおすすめです。
スイミング
スイミングでは、一定のスピードでリーリングすることが基本。スカートの微振動とワームのアクションでアピールします。スイミングの際にも、スライドフォールジグの特徴であるフォールアクションを織り交ぜることによって動きにメリハリをつけると、バスの興味をより引くことができます。
スライドフォールジグでビックバスを掴もう!
スライドフォールアクションを得意とするラバージグですが、トレーラーの組み合わせ、動かし方次第で幅広い釣りに対応することができます。ウエイトやトレーラーの組み合わせをアレンジしながらさまざまな釣り方を試すことで、バスとの距離がグッと近づけることが出来そうですね!