フリルドスイマーとは

フリルドスイマーは、ポジドライブガレージ社より販売されているシーバス用ルアー。レッド中村氏が同社を立ち上げ、ポジドライブガレージブランドとして初めて世に出されたデビュー作品です。
あのエリマキは何!?

ルアーアクション
フリルドスイマーのスイムアクションは、ブレーキによってウォブリングを抑えたウォブンロール。流れが効いているエリアでは同調して目視できないほどの控えめなアクションを持っています。同時に暴れすぎない・流れに強いという強みを手にし、強い流れにおいても動きが破綻せずに泳ぐことが可能なルアーです。
ラインナップ

フリルドスイマーは2サイズがラインナップ。115Fが発売されたのが2015年、後を追うように2018年に発売されたの弟分が75Fです。それぞれのラインナップの特徴・使い分けを見ていきましょう。
115F
フリルドスイマーのスタンダードモデル。立ち上がりを補助した綿密な設計によるマグネット式重心移動構造を内蔵しているシャローランナーミノー。定番のイナッコ、トウゴロウ・カタクチイワシにも合わせやすいサイズ感で、活躍の場を選びません。75F
フリルドスイマー75Fは春先にありがちなアミやバチ、北陸のホタルイカ等の虫系や甲殻類パターン、更にはほぼ全国共通となるハクパターンにも対応できるサイズ。ベイトが小さい時期に最適なサイズといえるでしょう。どんな場所で使えばいい?

フリルドスイマーの強みを活かすという意味では、流れのあるポイントでの使用がベストマッチ。その中でも特におすすめなフィールドをピックアップして紹介します。
干潟
表層を引いてくることができるルアーなので、浅いエリアである干潟ではルアーの性能を活かしやすいと言えるでしょう。さらに、干潟は潮が引くにつれて流れが絞れるため、流れに強いという特徴も武器になります。都市型河川

ただし、フリルドスイマーのリップはあくまで潜るためではなく、動きを制御するためのものなので、足場が高いエリアでの使用は水面を割ってしまいルアーの性能を活かせられません。
激流の自然型河川

制御の役割を担うエリマキを活かすことができるのは、やはり激流エリアでしょう。激流部では流れに弱いルアーは破綻してしまい、使うことができるルアーが限られてしまいます。ただし、フリルドスイマーのリップは潜るためのものではありません。
激流エリアでアップクロスに投げるなどして糸ふけが出てしまう状況では、立ち上がりが悪くなってしまいます。注意しましょう。
フリルドスイマーの使い方

フリルドスイマーは特徴的な見た目とは裏腹に、クセが少ないシャローランナー。アングラーの引き出し次第では、爆発力が期待できるポテンシャルを持っているルアーです。『エリマキ使い』を目指すなら、使い方は要チェックポイントですよ。
ただ巻き
フリルドスイマーの基本となるただ巻き。動きが破綻しづらい特性を持つため、リトリーブ速度を上下させても安定したアクションを見せてくれることでしょう。食いが浅い際には、リーリングスピードを少し変化させてみるなど工夫してみると良いかもしれません。ダートアクション
どうしてもシャローレンジを引くルアーなので、ダートといっても無闇な激しいジャークは困難です。『スイッ、スイッ』と二回緩めに動かしてポーズ。といった使い方が無難で、ポーズの際はラインスラッグが出過ぎない様に引いたロッドをそのまま止めておくとミスバイトが減るでしょう。流れに強い!特徴を理解してエリマキ使いを目指そう

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