コマセとは
コマセとは魚を集める為に撒いたり、仕掛けのカゴに詰めたりする餌の事です。コマセは寄せ餌(ヨセエ)、撒き餌(マキエ)などとも呼ばれています。
コマセを使うメリット
ミャク釣り・ルアー釣りといった釣りは、足でポイントを移動したりキャストを繰り返す事で、魚と出会う確立を上げる事が出来ますが、堤防でのウキ釣り・磯釣りなどは移動できる足場が限られます。基本的には一箇所に腰を据える事になりますので、魚を自分の周辺に寄せられる、コマセが大いに役立ちます。
ネットで買えるコマセ5選とオススメ仕掛け
近くに釣具店がない場合でもAmazonや楽天といったECサイトで購入する事の出来るコマセと、コマセを使った釣りの簡単な仕掛けをまとめました。
■定番の常温アミエビ
■ブルーベリーの香りのアミエビ
■堤防のサビキの配合エサに
■アミエビ不要・撒くだけOKの完全配合エサ
■道糸に結ぶだけの簡単サビキセット
■大容量の冷凍オキアミ
■道糸に結ぶだけの簡単ウキ釣りセット
コマセの種類
一口にコマセと言ってもその種類は様々。ここでは堤防・磯で使われる代表的なコマセについてご紹介!
アミエビ
エビの名前がついていますが、プランクトンの仲間です。サビキ仕掛けで狙う「アジ・イワシ」などで使われます。
オキアミ
正式には南極オキアミと言い、こちらもエビではなくプランクトンの仲間です。アミエビよりも大きく、上物と言われるメジナ(グレ)・クロダイ(チヌ)などで使われます。こちらはコマセとしてだけではなく、針につける餌「ツケエ」としても使われます。
配合エサ
配合エサはコマセに混ぜる集魚材です。メジナやクロダイは、オキアミだけでなく配合エサの匂いや粉末に強い興味を示すと言われており、それらを狙う際にはオキアミに配合エサを混ぜるのが一般的です。
冷凍タイプ
アミエビやオキアミが四角いブロック状で冷凍されている事から、ブロックやレンガとも呼ばれます。冷凍されている為に解凍までの時間を要します。
常温タイプ
解凍不要で常温保存が可能なタイプ。突然の釣りに備えて常備しておくも良し、電車釣行など解凍に必要な荷物を増やしたくない方にオススメです。
コマセを用意する(半日で使う量)
堤防ではアミエビブロックを1~3キロ程度。磯での上物狙いではオキアミを6キロ程度使う事もあります。
コマセの購入方法
大型釣具店、Amazonや楽天といったECサイトで購入する事が出来ます。釣行当日に用意する場合は、早朝から営業している釣り場近くの釣具屋・エサ屋・釣り船屋などで購入します。
コマセ作りに必要な道具
コマセを解凍したり、配合エサを混ぜる際の道具をご紹介!
①コマセバケツにブロックを入れる
冷凍ブロックをコマセバケツやバッカンに入れます。普通のバケツでもOKです。
■コマセバケツ
コマセが乾きにくいフタつきのバケツ
■バッカン
大量にコマセを使う磯では大容量のバッカンが活躍します。
②少量の海水を加えて混ぜる
冷凍ブロックに少量の海水を加え、ミキサーと呼ばれる器具でカットし形をほぐしていきます。足場の高い堤防などは水際にいけない為、ロープ付きの水汲みバケツが活躍します。
■水汲みバケツ
メッシュのフタつきで水汲みだけでなく、泳がせ釣り用の小魚を海水につけて生かしておくことが出来ます。
■コマセミキサー
コマセを切る・混ぜる動作に特化した専用のミキサー
③お好みで配合エサを混ぜて完成
配合餌を加え、ムラにならないように混ぜ合わせて完成です。完成後は、撒き餌ひしゃくを使って仕掛け周辺にコマセを撒いたり、サビキ仕掛けのカゴに詰めていきます。
■撒き餌ひしゃく
マキエを狙った場所にピンポイントで落とせます。
■アミエビスコップ
アミエビをカゴの中に詰めるスコップ。注射器のようにアミエビを押し出します。
コマセ釣りにチャレンジしてみよう
コマセは用意する労力や、餌代の費用がかさむといったデメリットもあります。しかしコマセを上手に使うことで、その日の釣行を満足のいくものにしてくれるはずです。今までコマセを使った事のない方は、是非コマセを使った釣りにチャレンジしてみて下さいね!
Comase is necessity!
コマセは必需品!