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コマセカゴ

「コマセカゴ」って奥が深い!正しく使い分けて釣果アップしよう

『コマセカゴ』は釣具店にいくと沢山売られています。しかし、それぞれに適切な使い方があるのはご存知でしょうか?サビキ釣りのカゴは上下どっちがいいの?アミエビとオキアミでカゴが違う?疑問を解決し、コマセカゴを使い分けましょう!

目次

アイキャッチ画像出典:Amazon

コマセカゴについて

コマセカゴの画像

出典:第一精工

アジやイワシなどの海の小物釣りから、真鯛やイナダなどの大物釣りまで用いられるコマセカゴ。実は大変歴史があり、掘り下げると奥の深い釣り道具です。使い方から種類まで、今さら聞けないコマセカゴについてまとめました。

コマセを入れる

コマセカゴとはコマセを入れるかごのこと。コマセはマキエとも呼ばれ、一般的にオキアミやアミエビが用いられます。

竿やリールに比べて地味なアイテムですが、コマセ釣りはコマセが命。コマセワークに直結するコマセカゴは、釣果を左右するアイテムです。

コマセカゴは2種類

コマセカゴには大きく分けて、堤防用のものと船釣り用の2種類があります。目的と使用方法が大きく異なるため、くれぐれも間違えないようにしましょう。

堤防釣りのコマセカゴ

堤防釣りの画像

出典:PIXTA

堤防釣りのコマセカゴは、サビキ釣り用とカゴ釣り用に分かれます。いっけん似ている釣りですが、カゴの作りは別物。釣果を上げるために、正しく使い分けましょう。

サビキ用

堤防釣りの基本ともいえるサビキ釣りに使用します。アミエビを入れるために、カゴの目が細かいことが特徴。アジやイワシ、サバを釣るのに最適です。

サビキ釣りを特集した記事です

カゴ釣り用

カゴ釣り用のコマセは主にオキアミを使うので、カゴの目が大きく作られています。カゴ釣りは遠投が求められるため、空気抵抗を減らす設計がされています。

ダイワ ジェットカゴ遠投II天秤用 M-12号

亜鉛製

カゴ釣りを特集した記事です

サビキ釣り<コマセカゴは上か下どっち?>

サビキ用のコマセカゴは、針の上に付けるものと、針の下に取り付けるものがあります。対象魚によって使い分けますが、下カゴ式が主流

目に見える表層を泳ぐ魚は上カゴ式が有効ですが、そのほかの状況では下カゴ式を用いるのが一般的です。

上カゴ式サビキ

ささめ針(SASAME) ボウズのがれいれぱく上カゴ式

下カゴ式サビキ

ささめ針(SASAME) ボウズのがれ サビキ下カゴ式

サビキ釣り<初心者におすすめのコマセカゴ>

コマセカゴの重さは8号程度が使いやすいでしょう。使う竿を選ばず、さまざまな釣り場に対応します。

サビキ釣り<正しい使い方>

サビキ釣りで使うコマセはカゴの8分目程度にふんわりと入れます。あまり詰めすぎると、コマセがカゴの目に詰まってうまく撒けません。コマセを拡散させることが重要なため、欲張って詰めすぎないようにしましょう。

船釣りのコマセカゴ

仕掛けや水深、ターゲットの魚が堤防とは異なる船釣りでは、コマセカゴも当然異なります。船釣りで用いるコマセカゴをチェックしてみましょう。

東日本で盛ん

東日本ではコマセカゴを使った船釣りが盛んに行われ、『コマセ釣り・ビシ釣り』と呼ばれ親しまれています。ビシはコマセカゴの一種で、古くから漁具として使われていました。今では主に金属製のコマセカゴをビシと呼んでいます。

コマセ真鯛を特集した記事です

オキアミかアミエビか?

船からのコマセ釣りは、オキアミを使う場合とアミエビを使う場合があります。オキアミ用のカゴは放出口が広く、アミエビ用は狭いのが特徴。なかには放出口の大きさが変えられ、両方に対応するカゴもあります。

コマセカゴの大きさで釣果が変わる!?

コマセ釣りでは「コマセを撒きすぎるとよくない」といわれることがあります。その理由は、魚がコマセを食ってサシエを食わなくなるから。食いが渋くなってしまったら、コマセの量を調整したり、コマセカゴをローテーションしたりするのも有効かもしれません。

重さが重要

コマセカゴの重さは、水深と潮流で判断します。深く潮が速い場所では重く、浅く潮が遅い釣り場では軽くするのがセオリー。

乗合船ではトラブルを避けるためにコマセカゴの重さを統一することもあり、船長に確認してからコマセカゴを揃えましょう。

たかがコマセカゴ、されどコマセカゴ

コマセカゴの画像

出典:ダイワ

コマセ釣りは、コマセで寄せてコマセでダマす釣りです。コマセとの同調が釣果を左右する釣りで、コマセカゴの重要性は言うまでもありません。コマセカゴを見直して、釣果に結び付けましょう!