POINT④:天候や時合はどうか?
潮の満ち引きや、天候もヒラメの釣果を左右するポイント。そこに魚がいても、時合や天気が味方をしてくれなければ、口を使ってくれないということもあるでしょう。
実は上級者ほど、気合を入れて臨むべき時間帯や、天候などを把握しているものなのです。
風は適度に吹いているか?
風は魚の活性を上げる要素で、特に真夏は少しでも風が吹くと、海面に酸素を供給してくれます。するとプランクトンが活発になるため、ベイトフィッシュの活性が上がる、それに合わせヒラメの活性も上がる、という良い循環を生み出します。
ただし、風が吹きすぎている日は魚が深いところへ落ちてしまいがちなので、注意が必要です。
横風を受けながら釣りをしていないか?
ヒラメ釣りでは、ラインにはPEラインを使うことが一般的。遠投することも多く、横風を受けてしまうとラインが風に流されてしまいます。
アングラーからルアーまで、一直線にラインが伸びていれば小さなあたりも取りやすいのですが、風に流されたままだとそれも叶いません。
横風が強く吹き続けているのなら海面にラインをつけてしまうか、なるべく低いロッドポジションでルアーを操作しましょう。
移動しすぎていないか?
数投して、魚からの反応が得られないと、ポイントに見切りをつけ移動したくなってしまいますね……。しかし、ヒラメは一日のうちに、あちこちに移動する魚。時間帯により、一つのポイントに魚が出入りすることもあるのです。
特に一級ポイントである、“離岸流の絡んだ根”を発見できたら、粘ってみるのもヒラメを釣る近道といえるでしょう。
時合はどうか?
潮止まりの前後30分、日の出、日没の前後30分が、比較的釣りやすい時間の目安と言われています。海の魚は潮の満ち引きに敏感で、潮が止まってしまうと、魚から全く反応がなくなることもしばしば。
日本国内なら潮時表で、各観測点の満潮・干潮時間を知ることができます。その時間に合わせて釣りに集中するのもいいでしょう。
上級ヒラメアングラーになろう!
今回はヒラメを釣る上で意識したいポイントを紹介しました。海釣りの場合は、潮の満ち引きや太陽の位置、風の向きで途端に難しくなることもあります。
そんな時は一休みして、夕方のワンチャンスに賭けてみましょう。魚を釣る集中力を養うため、釣れない時間は休憩するというのも、一つの方法ではないでしょうか?
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