主要なマグロは5種類
普段何気なく口にしているマグロですが、大きく分けて5種類いることをご存知ですか?大西洋クロマグロと呼ばれる大西洋に生息する大型のクロマグロも含め、大きく分けると“クロマグロ・ミナミマグロ・メバチマグロ・キハダマグロ・ビンチョウマグロ”の5種類に分類されます。
クロマグロ
大きさ | 最大3メートル超え |
重さ | 最大400キロ超え |
生息分布 | 太平洋の熱帯・温帯海域 |
体の特徴 | マグロ属の中で最も胸鰭が短い |
マグロといえば一般的にはクロマグロの事を指します。幼魚の呼び方は地方により様々です。近畿・四国地方ではヨコ、ヨコワ。中部・関東地方ではメジ、その他にシビやクロシビと呼ばれています。
ミナミマグロ
大きさ | 最大2メートル超え |
重さ | 最大250キロ超え |
生息分布 | 南半球の熱帯・温帯海域 |
体の特徴 | クロマグロに非常に似ているが、体が細身で目が大きめ |
ミナミマグロは別名インドマグロと呼ばれています。その昔、インド洋で多く捕獲されていたことからその名前がついています。非常に美味なマグロで人気がある一方で、乱獲が進んだため、最も絶滅が危惧されているマグロでもあります。
キハダマグロ
大きさ | 最大2メートル超え |
重さ | 最大200キロ超え |
生息分布 | 全世界の熱帯・温帯海域 |
体の特徴 | 第二背鰭と尻鰭が黄色 |
キハダマグロの地方名は、東京・和歌山ではキワダ、大阪・兵庫・高知ではマシビ。高知ではイトシビやハツ、奄美地方ではシビ、キンヒレなど。また若魚はキメジと呼ばれ、釣り人にも浸透しています。マグロの中で最も高水温を好む種類です。