ヒョウモンダコってどんなタコ?

ヒョウモンダコの特徴

刺激を受けた状態だと見分けがつきやすいですが、通常だとほかのタコとほとんど変わりない見た目なので注意が必要です!
ヒョウモンダコの生態
暖かい海の浅場を生息域としているヒョウモンダコ。産卵期は秋の終わり頃で、メスは産んだ卵を半年ほど守る習性があります。ほかのタコに比べて泳ぐことは得意ではないですが、敵から襲われたときには体表に警戒色である模様を出すことによって身を守っています。年々拡大するヒョウモンダコの生息域

海水温の上昇と合わせて生息域が拡大

東京湾でも目撃情報があり、各地に生息域が広まっている様子です。小型ですが攻撃性が強いので、見つけたときには絶対に触らないようにしてください。
ヒョウモンダコの毒性と対処法

テトロドトキシン毒はフグ毒として有名なので、その毒性の強さはお分かりいただけるでしょう。テトロドトキシン毒についての詳しい内容は下記のリンク記事を参考にしてください。
▼テトロドトキシン毒の危険性について
テトロドトキシン毒の症状と対処法
テトロドトキシン毒は摂取から20分~数時間で症状が現れます。主な症状としては、麻痺による呼吸困難や血圧の降下、嘔吐といったものです。テトロドトキシン毒は解毒方法が見つかっていないため、体内から排出されるのを待つしかありません。ヒョウモンダコに噛まれた場合はすぐに救急車を呼ぶようにしてください。ヒョウモンダコって食べられるの?

エギングで釣れる可能性も……。

またシーバスやショアジギングといった他のルアー釣りでも、スレで掛かる可能性もありますので注意しましょう。
飼育で人気のヒョウモンダコ

価格は?
ヒョウモンダコの販売価格は2,000円~4,000円が相場です。一般的な海水魚と比べるとリーズナブルな価格にはなっていますが、気をつけながら飼育しましょう。ヒョウモンダコを飼育する上での注意点
ヒョウモンダコは小型ながら攻撃性が強いので、ほかの生き物との混泳には向いていません。また、水槽のガラス面を這い上がることも容易なので、脱走しないようにネットなどの対策が必須です。噛まれたら命に関わるので、厳重な対策をして飼育するようにしましょう。ヒョウモンダコに要注意!
