【危険生物】ヒョウモンダコの特徴と見分け方!“殺人ダコ”に要注意
【危険生物】ヒョウモンダコに要注意!小型で色鮮やかな特徴をもつヒョウモンダコ。可愛らしい外見の反面、唾液にはテトロドトキシン毒を有する“殺人ダコ”として有名です。近年、海水温の上昇に伴い、関東でも捕獲の報道を耳にします。今回は、そんな危険なヒョウモンダコの生態や特徴について解説します。
2022/10/20 更新
編集者
TSURI HACK編集部
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ヒョウモンダコってどんなタコ?
ヒョウモンダコは、マダコ亜目マダコ科ヒョウモンダコ属に属するタコです。小型ですが唾液に猛毒をテトロドトキシンを含んでいて、噛まれると死に至ってしまうこともあります。近年では生息域が広がってきており、釣りや海水浴の際には注意しておきたい危険生物です。
ヒョウモンダコの特徴

ヒョウモンダコは体長10センチ程ととても小さく、通常は周囲の岩や海藻に体の色を近づけて擬態しています。しかし、刺激を受けると青い斑点模様が体表に表れるのが特徴で、これが名前の由来とされています。
刺激を受けた状態だと見分けがつきやすいですが、通常だとほかのタコとほとんど変わりない見た目なので注意が必要です!
ヒョウモンダコの生態
暖かい海の浅場を生息域としているヒョウモンダコ。産卵期は秋の終わり頃で、メスは産んだ卵を半年ほど守る習性があります。ほかのタコに比べて泳ぐことは得意ではないですが、敵から襲われたときには体表に警戒色である模様を出すことによって身を守っています。