ジリオンTW HDについて
ダイワが発売するジリオンHDTWは、タフコンセプトリールであるジリオンを、さらにヘビデューティー使用に進化させたパワーフィッシングの究極ともいえるベイトリール。剛性のタフさは折り紙付き! バスフィッシングのパワーゲームはもちろんのこと、マグシールドを搭載し海水にも対応。シーバスやロックフィッシュなど、海のパワーゲームにも対応しています。
スプール
スプールは、20ポンドラインを100メートル巻くことができる糸巻き量を確保しつつ、超軽量で高強度を実現している『G1ジュラルミン製マグフォーススプール』が搭載されています。これにより、高い強度を保持しつつ、スムーズで軽快なキャスティングを実現しています。
ブレーキ
マグフォースブレーキとは、遠心力ブレーキとマグネットブレーキの長所を掛け合わせた画期的なブレーキシステム。スプールの回転スピードに比例して、スプール内のインダクトローターが出し入れすることで、マグネットブレーキの利きを調整する仕組みになっています。
ジリオンSV TWとの違い
同じタフネスコンセプトのジリオンシリーズ、ジリオンSVTWとの大きな違いはスプールです。ジリオンSVTWには、G1スプールに比べてコンパクトでよりライトなルアーに対応した、SVスプールを搭載しています。これにより、タフネスかつ繊細な釣りに対応したリールがジリオンSVTWです。
▼ジリオンTWSVを紹介している記事です。
ジリオンHLCとの違い
ジリオンHDTWとジリオンHLCの大きな違いはブレーキシステムにあります。ジリオンHDTWはマグフォースが搭載されているのに対して、ジリオンHLCにはマグフォースZロングディスタンスチューンが搭載され、より遠投での飛距離やストレスをなくしたブレーキセッティングを施してあります。
ジリオンTW HDのラインナップ
ジリオンTWHDには5.5、6.3、7.3の3つのギア比がラインナップされており、それぞれCC、H、SHという型番がふられています。ギア比が変わることで対応するフィッシングスタイルが大きく変わってきます。ご自身のフィッシングスタイルや、投げるルアーに合わせてどのジリオンHDTWが合うかをチェックしてみてください。
1520-CC/1520L-CC
CCとはクレイジークランカーの略。そのコードネームが示す通り、5.5ギアに最適なスタイルの釣りは、クランクベイトなどの巻物系ルアーです。パワフルなローギアが、抵抗の大きいディープクランク、マグナムクランクでさえ、楽に巻き続けることのできる快適性があります。
ダイワ ジリオン TW HD 1520-CC
1520H/1520HL
6.3ギアは、H(ハイギア)という名前ですが、撃ち物から巻き物まで非常にオールマイティに使えるミドルギア。特にジリオンHDTWは剛性の高いリールですので、ビッグベイトなどの大型のルアーまで対応することができるユーティリティプレイヤーです。
ダイワ ジリオン TW HD 1520H
1520SH/1520SHL
7.3ギアは、早い展開をする釣りに向いているモデル。早い釣りというとピッチングなどの撃ち物の釣りをイメージしますが、それだけではく、バズベイトの着水からの泳ぎだしの速さや、フロッグの釣りでの回収や、バイト時の葦から引きずり出す早さなど、撃ち物以外にも早い釣りで、7.3ギアは多くのメリットを生みます。
ダイワ ジリオン TW HD 1520SH
ジリオンHDTWはタフオールマイティリール
ジリオンTWHDはダイワのタフネスコンセプトリールの中でも、最もヘビーデューティーな仕様になっているリール。しかし、コンパクトなボディとG1ジュラルミン製スプールがヘビーデューティーリールにありがちな、タックル的なゴツさや、重いルアーしか使えないなどのストライクゾーンの狭さを解消してくれるでしょう。ヘビーデューティー使用ながらオールマイティで使いやすいリール、ジリオンTWHDを手に取ってみてはいかがでしょうか。