「オフショア釣り入門」装備やタックルは?初めての船からルアー釣り

2018/04/28 更新

「船のルアー釣りは敷居が高そうだけどどうなんだろう?でも船にのったら釣れちゃうかも!」オフショアの釣りにはそんな不安と期待がありますよね。そこでオフショア釣り入門としてオフショアからルアーで釣りをするために、最適なタックルや装備などオフショアデビューに知っておきたい知識をまとめました。


アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

オフショアのルアー釣りって?

オフショア釣り
撮影:TSURI HACK編集部
オフショアからの釣りはショア(岸、陸)に対して、船に乗り、海にでての釣りです。淡水ではあまり気にすることのない潮汐や潮回り、そして海流の影響で魚が回遊してくるなど、季節や自然の影響が大きいことがオフショア釣りの特徴でもあります。

オフショアルアーフィッシングの楽しさ

船からの眺め
撮影:TSURI HACK編集部
オフショアの釣りは海という開放感や、淡水とは異なる豪快さ、予想もしていない大物が掛かったり、鳥山にでくわして入れ食いになったりすることも。さらに食べて美味しい魚が釣れるという、海ならではの楽しさがあります。

その反面、船代がかかり出船時間が決まっているなど制約もあります。それでも海にでるとワクワクを感じずにはいられないところがオフショアの楽しさのひとつでしょうか。

オフショアで狙えるターゲット

シイラ
撮影:TSURI HACK編集部
ターゲットはごまんといますが、オフショアからルアーで狙える身近な魚種を紹介します。

■比較的湾内で狙える
シーバス、サバ

■ジギングメインにキャスティングでも狙える
イナダ、ワラサ、サバなど青物、

■キャスティングのメインターゲット
シイラ、カツオ、キメジ

■ターゲットが小・中型のオフショアライトゲーム
タイ、タチウオ、アオリイカ、根魚

■ターゲットが中・大型のオフショアビッグゲーム
ヒラマサ、ブリ、キハダ

釣り方のジャンルとしてはキャスティング、ジギングのほかに、ボートシーバス、根魚・青物もターゲットのスロージギングタチウオジギング、鯛狙いで人気のタイラバ、最近ではスッテで狙うイカメタルもオフショアゲームとして確立されています。

オフショアルアー入門タックル キャスティング編

シイラを探して
撮影:TSURI HACK編集部
オフショアキャスティングゲームは潮目やストラクチャーや鳥山などを追いながら、ルアーをキャストします。ただ巻きから高速巻き、そしてトゥイッチ・ジャークなどで誘うのが基本です。

はじめてのオフショアキャスティングであれば、夏の乗り合い船で狙うシイラがおすすめ。ギャンブル要素が低く、トップウォーターで狙える楽しいターゲットになっています。

またサイズは小型になりますが、キャスト・ジギング両方で狙えるサバもルアーに好反応を示し、食べて美味しく釣りやすいでしょう。

▼詳しいシイラの釣り方はこちら

ロッド

全長 7〜7.4ft前後
ルアー重量 Max 60g
適合ライン(PE) 2-3号
アンダーハンドキャストで、20〜30グラムのルアーが扱いやすいものを、基準に選ぶとよいでしょう。短すぎると魚が船下に潜ろうとした時、体をのりだしてのやりとりが必要になります。長すぎるとキャストしづらいため最初の1本には7〜7.4フィート前後がオススメです。

ひと昔前は7フィートがスタンダードでしたが、最近はダイビングペンシルの扱いやすさに合わせてか、長めのロッドが増えてきました。

このクラスは、サバにはさすがにオーバースペックになりますが、シイラ・カツオ・青物のナブラ打ちにも使え、オフショアロッドのスタンダードと言えます。魚とのやりとりに慣れれば、4〜5キロまでのキメジ、ライトなヒラマサタックルとしても問題ないでしょう。

手に取りやすい価格帯で最初の一本におすすめ!大型シイラにも十分対応。
ITEM
メジャークラフト 「三代目」クロステージ CRXC-73ML
全長:7.3ft
継数:1本
ルアー重量:15-60g
適合ライン(PE):1.5-3.0号


中型回遊魚のオールラウンド。小型ジグ&プラグに抜群の操作性!
ITEM
テイルウォーク ソルティシェイプダッシュ オフショアキャスティング 73ML
全長:7.3ft
自重:218g
継数:2本
ルアー重量:Max 55g


高い操作性と遠投性能で小~中型青物狙いのキャスティングゲームに適応。
ITEM
シマノ グラップラー キャスティングシリーズ S73ML
全長:7.3ft
自重:220g
継数:2本
ルアー重量:15-60g
適合ライン(PE):Max 3号



リール

リール番手 ダイワ3500、シマノ5000〜6000番台クラス
ギア比 ハイギア
PE糸巻量 使用ラインが300メートル程度まけるもの
海でのラフな使用に負けない剛性、魚の強い引きに耐えるドラグ性能をもち、使用ラインが300メートルは巻けるものを選ぶのがポイント。

ミスキャスト後の素早い回収も考え、キャスティングゲームにはハイギアモデルがおすすめです。またタックルにかぶった海水による潮は、固着などトラブルの原因になります。乗船後は必ず水で流してあげてください。

ITEM
ダイワ BG 3500HG
ギア比:5.7:1
自重:400g
最大ドラグ力:8kg
巻取り長さ:97cm
PEライン糸巻量(号ーm):2-300/3-200

ITEM
シマノ SPHEROS SW(スフェロス SW)5000HG
ギア比:5.7:1
自重:495g
最大ドラグ力:10kg
巻取り長さ:97cm
PEライン糸巻量 (号-m):2-350/3-240

ITEM
テイルウォーク クロシオHGX 33HGX
ギア比:5.8:1
自重:530g
最大ドラグ力:14kg
巻取り長さ:100cm
PEライン糸巻量(号ーm):3-300

ラインとリーダー

ガイドとの摩擦にも強い、8本撚りPEラインの2号〜3号が基準。水深の把握が必要ないので色分けをしているラインでなく、単色のラインで問題ないでしょう。

実際のキャストでは100メートルも使いませんが、切れやライントラブルのリスクに備えて300メートル程度まいてあると安心です。

リーダーは癖がつきにくいナイロンの40〜60ポンドを選び、長さが2ヒロ(3メートル)程度、リールに巻き込まない長さを目安にFGノットでPEラインと結束してください。

ITEM
ソルトマックス ショックリーダー タイプ エヌ

接続金具

プライヤーが必要にはなりますが、ルアーとの接続には溶接リング&スプリットリングが便利です。不意の大物がかかったことを考えると、通常タイプのスナップは強度的におすすめできません。
ITEM
シャウト! コンビリング

ルアー

シイラをメインに考えた場合、30グラム程度のトップウォータープラグと、水面直下を狙えるシンキングルアーを選択。また30〜40グラム程度のジグがあると、サバやカツオなどナブラキャスティング用に使えます。

細かいトウィッチでシイラなどを誘うのに抜群のペンシルベイト
ITEM
マングローブスタジオ マヒペン
全長:127mm
自重:28g


高速巻きのスキッピングから水面直下のトゥイッチまで使いやすいシンキングルアー
ITEM
アングラーズリパブリック GIG100S(ギグ100S)
全長:100mm
自重:28g


不意におきるナブラ打ちにも圧倒的飛距離で即座に届く!
ITEM
CB ONE F1(エフワン)30g
全長:76mm
自重:30g



オフショアルアー入門タックル ジギング編

ジギングタックル
撮影:TSURI HACK編集部
ジギングはシーバスやタイ・タチウオを狙うライトジギングや、スローピッチジャークで狙うスロージギング、さらにはマイクロジギングと呼ばれるスタイルまで進化していますが、まずはスタンダードな近海ジギングからはじめてみましょう。

オフショアでのジギングは水中の根まわりや、人口的にブロックを沈めた漁礁を狙います。他にも船に装備されているソナーで、魚の群れを探していきます。ポイントや群れを発見したらジグを落とします。一旦底をとってから、ワンピッチジャークやジャカジャカ巻きでジグを動かしターゲットを誘いましょう。

オフショアジギング入門に最適なターゲットは、イナダや小型のカンパチ。3キロクラスのワラサが狙えますし、群れにあたれば入れ食いの可能性もあるので初心者にオススメです。

ロッド

全長 6ft前後
ルアー重量 Max 120g
適合ライン(PE) 2-3号
近海青物ジギング用で80-120グラム程度が扱えるロッドを基準として選んでください。無理をしなければ150グラムなど多少重いジグを扱っても問題ありません。

最大5キロくらいまでをターゲットとしてイナダ・ワラサのジギングをメインに、バーチカルに狙うカツオ・サワラ・ヒラマサにも、この1本でチャレンジできるでしょう。まず買うのであればこのクラス帯で、ジグを跳ねさせずにジャークできる固すぎないロッドがオススメです。

ソルティガの設計思想を受け継ぐハイバリューシリーズ!ショートジャーク、ロングジャーク幅広く対応。
ITEM
ダイワ ヴァデル 61MLS
全長:6.1ft
自重:195g
継数:2本
ルアー重量:30-120g
適合ライン(PE):1-2号


メジャークラフト初の“X”カスタム仕様。ジグを跳ねさせすぎないティップと強靭なバッド
ITEM
メジャークラフト ジャイアントキリング GXJ-S63ML
全長:6.3ft
ルアー重量:40-120g
適合ライン(PE):1-3号

リール

リール番手 ダイワ4500、シマノ8000番台クラス
ギア比 ハイギア
PE糸巻量 使用ラインが300メートル程度まけるもの
リールのグレードが上がるほど金額も上がりますが、ベアリング数や剛性なども上がっていきます。キャスティング同様にジギングリールも高いドラグ性能と耐久性があり、使用ラインが300メートルは巻けるものを選んでみてください。
ITEM
ダイワ BG 4500H
ギア比:5.7:1
自重:610g
最大ドラグ力:10kg         
巻取り長さ:109cm
PE糸巻量(号-m): 3-400/4-300

ITEM
シマノ SPHEROS SW(スフェロス SW)8000HG
ギア比:5.6:1
自重:750g
最大ドラグ力:10kg         
巻取り長さ:107cm
PE糸巻量(号-m): 3-410/4-300/5-250

ライン・リーダー

PE3号を基準にジグが沈んだ水深を確認できる色分けがしてあるもので、キャスティング同様、根ずれに強い8本よりがオススメです。

根ずれに強いフロロリーダー40〜60ポンドをPEラインと結束。FGノットやPRノットで結束し、長さは3ヒロ(4.5メートル)程度とれば問題ありません。

ITEM
サンライン PEジガーULT

ITEM
サンライン ソルトウォータースペシャル システムショックリーダー FC

2~3kgのサンパクを2時間で12本上げましたが何のキズも入りませんでした。


ジグ

鉛や鉄でできたメタルジグをターゲットのサイズや水深に合わせて選びます。センターバランス・セミロングタイプの60〜120グラム程度は使用頻度が高いジグになっています。

水深40〜70メートルラインを狙うイナダ・ワラサを最初のターゲットにするのであれば、80〜120グラムを数個。ジグが軽すぎると潮に流され底がとれなくなってしまいますので、水深に対して倍を目安に重さを選んでみてください。

ポーズ時の水平姿勢がポイント、多彩なアクションにも対応!
ITEM
シャウト! STAY(ステイ)
自重:130g ※写真は130gモデル


鉛のジグにはない鉄製ならではのフォールスピードが食わせの間をつくる!
ITEM
ネイチャーボーイズ swimrider (スイムライダー)
※写真は120gモデル
全長:200mm
自重:120g

アシストフック

サイズはジグのサイズにもよりますが1/0-3/0程度を。イナダクラスなど2〜3キロクラスのターゲットはじゃれつくようなバイトが多いので、ダブルのアシストフックがおすすめです。
ITEM
シャウト! ツインアシスト



オフショアデビューの基本装備

オフショアからの釣りには、タックルの他にも飲み物、釣った魚をいれるクーラーボックスや、安全面などからライフジャケット、目を守る偏光グラスなどが必要です。ほかにもあると快適・便利なアイテムがありますのでご紹介します。
▼ライフジャケット

▼クーラーボックス

▼偏光サングラス

▼プライヤー

船酔い対策は乗船前から

基本装備に加え、万全にしておきたいのは船酔い対策です。前日は食べ過ぎない、脂っこい食べ物は控えるなど、胃もたれは船酔いの原因になります。

乗船一時間前には酔い止めを飲んでおくと安心です。それでも船酔いしてしまったときは船にトイレがありますので、すっきりリセットしてしまいましょう。
ITEM
アネロン ニスキャップ

準備万端でオフショアデビュー!

ワラサ
撮影:TSURI HACK編集部
なんとなくオフショアからの釣りイメージは湧いたでしょうか?オフショア入門編では、キャスティング・ジギングの基本タックルなどご紹介しました。

船によってはレンタルタックルもありますので、まずはレンタルでチャレンジするのも全然ありだと思います。ターゲットと船宿を決めたら、是非オフショアの釣りにチャレンジしてみてくださいね!

オフショア 釣り
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TSURI HACK編集部
TSURI HACK編集部

TSURI HACK運営&記事編集担当。海から川・湖、エサ釣りからルアーまで幅広く釣り情報をお届けします!

 

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