タトゥーラ SV TWとは
タトゥーラは、バスフィッシングの本場であるアメリカでプロが愛用するなど、信頼の厚いバスタックルシリーズ。タトゥーラ SV TWは、2017年3月にダイワから発売開始されたベイトリールです。
タトゥーラ SV TWはキャスト時のラインへの抵抗を減らすT-ウィングシステムに加え、種々のルアーを扱いやすくするSVスプールを採用しているのが特徴です。
また、自重200グラムの軽量設計。コンパクトなパーミング感、実売2万円を切る価格で手に入るというのも相まって、人気・注目度共に高いリールの一つです。
タトゥーラSV TWのレビュー
SVスプールの搭載で、軽量ルアーの扱いが非常に楽になったとのタトゥーラSV TWですが、気になるのはやっぱり実際のレビューです。ここでは軽量ルアーの飛距離や、キャストフィールについて述べられたレビューをピックアップしてみました。
レビュー
実釣としては2オンスクラスのバックベイトから、軽めのフロッグ、ノーシンカーワームまで使いましたが、確かにそれなりに使うことができ、40アップのバスや70アップの雷魚も釣りましたが、なんの問題もなく釣れましたので、ただ魚を釣ると言う点では充分な性能があると感じました。出典:TSURIHACKタックルインプレ
軽いワームでも投げやすいと思います。ラインとの組み合わせ次第で、いろいろ使えそうです。巻き心地もよく軽いので、長時間使っても疲れないのでいいです。出典:TSURIHACKタックルインプレ
MAXまで締めるとサミングしなくともバックラッシュしないし、慣れてきて徐々に下げて使うと飛距離も出るようになる。抜きあげる時や重いルアーを使う際もスプール・リールの強度があるので問題ない。SVスプールの性能により細めのラインをまいて使うと、軽めのワームやルアーも問題なく使える。出典:TSURIHACKタックルインプレ
私は5gほどのノーシンカーワームもこのリールで投げていますがストレスフリーで快適です。とにかく、このリールは器用。1つあれば何でも投げられる。出典:TSURIHACKタックルインプレ
強い向かい風の中、5gのシャッドプラグをバックラッシュさせず十分に飛ばすことができます。ブレーキ調整はほとんどマグネットダイアルしか動かしていません。メカニカルはフリーでもトラブルなく使用できています。出典:TSURIHACKタックルインプレ
バックラッシュが起こりにくいため扱いやすく、初めてベイトリールに挑戦する初心者にはもちろん、上級者のサブ機としてもオススメといったレビューが多数見られました。
タトゥーラSV のラインナップ
ギア比6.3のノーマルギア、7.3のハイギア。8.1のエクストラハイギアの3種類がラインナップされています。
タトゥーラ SV TW 6.3
ルアーを比較的一定の速度で巻きやすいギア比です。抵抗の強いルアーでも巻き心地が軽いという特長があります。
ダイワ タトゥーラ SV TW 6.3L
自重:200g
最大ドラグ力:5kg
巻取り長さ:65cm
ナイロン糸巻量 (lb-m):16-80/14-90
タトゥーラ SV TW 7.3
6.3と8.1の中間に位置するモデル。プラッキングとワーミング、どちらもオールラウンドにこなしたいという方にお勧めのギア比です。
ダイワ タトゥーラ SV TW 7.3R
自重:200g
最大ドラグ力:5kg
巻取り長さ:74cm
ナイロン糸巻量 (lb-m):16-80/14-90
タトゥーラ SV TW 8.1
ギア比8.1のハイギア仕様モデルです。早い回収が必要な釣り、ワーミング、フリッピング等にオススメのモデルです。
ダイワ タトゥーラ SV TW 8.1L
自重:200g
最大ドラグ力:5kg
巻取り長さ:83cm
ナイロン糸巻量 (lb-m):16-80/14-90
タトゥーラ SV TWの特徴
メインフレームにスーパーメタルフレームが採用された剛性感のあるボディには「光輝塗装」が施されており、高級感のある仕上がりとなっています。また、コンパクトに設計されたボディが、軽快な操作性を期待させてくれます。
スプール特性・スプール径・ラインキャパシティ
タトゥーラSV TWは、タトゥーラリールシリーズにおいて初めてSVスプールが採用されたモデルです。このスプールの採用により、軽量ルアーから重量級ルアーにまで対応可能となり、釣り人の思いのままの操作がしやすくなりました。スプール径は33ミリ。ラインキャパシティは14ポンド90メートル。
ブレーキシステム
バックラッシュの発生を抑え、ストレスフリーな使い心地を目指したエアブレーキシステム(遠心系マグネット)は外側のダイアルで即座に調整可能。遠投する場合だけでなく、近距離を狙って撃つピッチングの際にも快適にアプローチすることができそうです。
Tウィングシステム
ラインを左右に送る役割を担うレベルワインドに搭載されているT-ウィングシステムは、クラッチと連動して半回転します。キャスト時にはラインへの抵抗を減らして飛距離を確保し、リトリーブの際にはタイトな溝部分に沿って巻き取られます。
自重
タトゥーラSV TWの自重は200グラムで、上位機種であるジリオンSV TWのミドルレンジモデルに迫る軽さを誇ります。リールの重さは操作性を左右するため、軽く扱いやすいモデルを選びたいという人は多いのではないでしょうか。
価格
本体価格25,900円のタトゥーラ SV TWですが、Amazonや楽天市場などのECサイトでは2万円以下の価格で販売されているものが多いようです。ダイワの優れた技術が埋め込まれたリールでありながら、魅力的なコストパフォーマンスの高さです。
初めてのベイトリールにも!
日本のみならず、バスフィッシングの本場であるアメリカにおいても厚い信頼を得ているダイワの技術。その技術が埋め込まれたタトゥーラのリールは、コストパフォーマンスに優れながらも、納得の操作性を誇り、高い評価を得ているようです。まだベイトリールを使用した事がないという方は、タトゥーラSV TWから始めてみてはいかがでしょうか?
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