タカミテクノスについて
タカミテクノスは、大阪府松原市にあるロッドメーカー。代表者でロッドビルダーでもある上原氏が、一本一本丁寧に作り上げる高品質、高性能な魅力あふれるロッドは高い評価を受けています。
大量生産のきかないこだわりの製法によって生み出されるロッドは、販売チャネルが限られており、量販店などでは見かけることはほとんどできませんが、オンラインショップや一部の取扱店などで購入することができます。今回はそんなタカミテクノスの製品についてご紹介いたします。
タカミテクノス MOZ
MOZは、オフショア用の高性能ジギングロッドのブランドです。ブランクはもちろん、ガイドやグリップなど、使用されるパーツ一つ一つに吟味されたものが使用されており、また、ガイドを固定するスレッディング方法や塗装方法なども、耐久性と高いパフォーマンスのバランスを重視した手間をかけた手法を用いています。
MOZブランドでは、4つのシリーズが展開されており、用途やアングラーの好みに応じた選択が可能になっています。
MOZの特徴
「MOZ」は、ジギングにおけるラインのテンションにロッドアクションを「シンクロ」させることで生まれるジグの高い操作感をメインコンセプトに作られています。最高品質の国産フルソリッドカーボン素材を、日本国内で高精度加工したブランクを採用し、粘りのある強さと、美しくもパワフルなベンドカーブが特徴です。
MOZ620 LMシリーズ
「MOZ620 LMシリーズ」はMOZシリーズのスタンダードモデルに位置付けられており、MOZのメインコンセプトを完全に適える設計がなされたロッドです。対応ジグウエイト別に6モデルがラインナップされています。ゆっくりとしたテンポのジャークでジグを潮になじませるような自然な操り方に向いています。
MOZ620 HMシリーズ
「MOZ620 HMシリーズ」はLMシリーズよりも、張りのあるブランクを採用しています。対応するジグウエイトはLMシリーズと同じですが、LMシリーズよりもタイミングでロッドが反発をするため、やや早めのジャークでジグを操ることができます。こちらも対応ジグウエイト別に6モデルがラインナップされています。
MOZ520 LMシリーズ
「MOZ520 LMシリーズ」は、他のモデルに比べ1フィートほど短く、ハイピッチジャークにもしっかりと対応したモデルになります。ブランクを短くすることによりロッドアクションをレスポンスよくジグに伝えることができ、尚且つMOZシリーズが持つ「溜め」も備えた柔・剛のバランスがとれた3モデルがラインナップされています。
MOZ620 LightZEROシリーズ
2018年夏~秋にリリース予定のMOZ最新モデルです。水深30~120m前後の近海ライトジギングにフォーカスした仕様となっており、スローからハイピッチまで、幅広いジャークスピードに対応しています。他のモデルとは大きく異なる調子を持った仕様は、インチクやタイラバなどの巻物にも使える高汎用モデルとなる予定です。