忘れちゃいけない車中泊の“意外な注意点”
これまでは、車中泊のメリットについてご説明しました。が、車中泊もメリットばかりとは限りません。
下記では、車中泊をする際に留意するべきことや、リスクについてまとめてみました。快適な車中泊のために、しっかりと押さえておきましょう!
注意点①:エンジンは切っておこう!
車内で睡眠を取る際、エンジンのかけっぱなしは厳禁です。近隣住民への騒音対策だけでなく、一酸化炭素中毒に陥る危険性も考えられます。特に冬場の降雪時は、雪がマフラーに詰まることで、車内に排気ガスが流入し非常に危険です。
車中泊の際は、必ずエンジンを切ったことを確認した上で、睡眠を取るようにしましょう。
注意点②:夏は暑い!冬は寒い!
いくら車内とは言えど、夏は暑く、冬は寒いというデメリットもあります。特に夏の車中泊は脱水症状の危険性も十分に考えられます。
夏場であれば、断熱シートやメッシュカーテンなどの利用、冬場であれば、保温性の高い寝袋や、シートヒーターなどを上手く利用することで、暑さ・寒さ対策が可能です。
注意点③:事件に巻き込まれるリスク
車内で寝ている時は無防備な状態。このことから、イタズラや盗難など、犯罪の標的になる可能性が考えられます。
駐車スペースを選ぶ際、人気の無い閑散とした場所は避け、ある程度オープンな場所を選ぶようにしましょう。また、プライバシーサンシェードやドライブレコーダーなどのアイテムも、防犯対策につながります。
▽車での防犯対策に役立つ記事はこちら。
注意点④:風呂・トイレの存在
車中泊は駐車の許された場所であれば、基本的にどこでもできるのがメリットですが、トイレや風呂が近くにないというリスクも。特に、釣り場が近くなればなるほど、その傾向は顕著に表れるでしょう。
注意点⑤:その場所、車中泊OK?
物理的に車を停められるからといって、その場所が車中泊が可能であるかどうかは別の話です。車中泊の代表的な場所といえば、道の駅が知られていますが、それぞれの施設により規定がことなることもあります。
遠征場所や釣行のフィールドが決まったら、事前にその付近で車中泊が認められている場所があるかを探しておくようにしましょう。