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サバフグは美味しいけど見分け方が超重要!猛毒のドクサバフグとの見分け方は?(3ページ目)

サバフグの食べ方

フグの画像

出典:PIXTA

シロサバフグは、フグらしい透明感のある白身の上品な身をしています。熱を加えても硬くなりにくい身の特性から、鍋やみそ汁の中に入れたり、竜田揚げなどの揚げ物にも非常に相性のいい魚です。

無毒の魚で可食種とされているシロサバフグですが、海域によっては内臓に毒を蓄積している可能性もありますので、注意して捌いて必ずドクサバフグと見間違えないように気を付けましょう。

※安全なシロサバフグであることが確認出来ない場合は食用を避けましょう

寄せ鍋

サバフグの身に塩を振って一晩寝かせます。出てきた水分を取ったのちお湯にくぐらせて冷水で絞め、表面を焼き上げておきます。それを野菜などと一緒に鍋に入れればシロサバフグの寄せ鍋の完成です。シロサバフグならではの上品な味を楽しむことができます。

みそ汁

シロサバフグ出しで頂くみそ汁は、非常に上品な味わいになり絶品です。まず、なるべく皮を残した身と昆布でだしを取り、そこにみそを溶きます。シロサバフグだけでだしを取っても十分おいしくいただけますが、昆布だしの方がより一層味が締まります。

竜田揚げ

すこし鮮度が落ちてしまったと感じたら、竜田揚げにしてみてはいかがでしょう。醤油、みりんで味付けをしてもいいし、片栗粉をまぶしてそのまま揚げても十分おいしくいただけます。水っぽくならないように、身から水分を出しておくことがポイントです。

煮付け

煮つけにする際は皮を残して調理すると身が崩れにくく、皮からもダシとうまみが出るので皮をつけたまま調理しましょう。皮をつけたまま調理をする際は、ぬめりをいかにきれいにとるかがポイントで、湯にくぐらせて冷水に落としてしっかりとぬめりを落としましょう。

一夜干し

頭を取り、背開きにしたシロサバフグの身に塩を振って、一晩寝かせておく。身から出た水分をきれいにふき取り半日ほど干した身をじっくり焼き上げて一夜干しの完成です。皮ごと食べられるので皮つきがおすすめですがとげのある部分もありますので、とげの部分を避けるのが面倒な方は皮なしでも調理できます。

シロサバフグは捨てずに持って帰ろう

シロサバフグは基本的には無毒で非常においしい魚です。捌く手順が簡単でお手軽に調理もできるのですが、あえて狙う魚ではないため、エサ取りの邪魔な魚として処理してしまったりしているのが実情だと思います。

もし釣れたら毒が無い安全なシロサバフグかを確認したうえで食べてみましょう!

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