サバフグ類の見分け方
サバフグはフグ目フグ科サバフグ属に属する魚です。一般でサバフグと呼ぶ魚は正確にはシロサバフグという名称になり、サバフグ族には実に21種のフグが確認されています。有毒種もいれば無毒種もいるサバフグ属です。ここでは、そんなサバフグ属の見分け方を確認してみましょう。
シロサバフグとクロサバフグ、見分けるポイントは?
シロサバフグとクロサバフグは、非常に見分けのつきにくい魚です。市場では混じって流通してしまうこともまれにあるほどです。見分け方で一番わかりやすい点は尾びれです。シロサバフグは尾びれの下端が白くなっていて、クロサバフグは両端が白くなっています。
ドクサバフグ(猛毒)に注意!
同じサバフグ属でも有毒な種類と無毒な種類がいます。その有毒な種類がドククサフグです。同じサバフグ類なので非常に見分けがつきにくいのですが、頭部にある小さなとげで見分けることができます。
ドククサフグは頭部から背びれまでとげがあるのに対して、シロサバフグは胸鰭あたりまでしかありません。
サバフグの捌き方
【サバフグの捌き方】
・上から包丁を入れて頭を切り取ります
・おなかの中の腸を取ったり、中を掃除
・背中側から皮に切れ目を入れます
・皮をはがして完成
※安全なシロサバフグであることが確認出来ない場合は食用を避けましょう
また、フグを捌くには「ふぐ調理師免許」が必要です。