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ソウギョの画像

ソウギョは草食系の魚?観賞魚として人気の魚は料理もされる?

中国四大家魚のひとつソウギョ。水面付近の植物・雑草を食べることから、水草の駆除を目的として放流された魚。愛好家の方も多く、ニシキゴイなどと同じように飼育されています。今回、ソウギョがどんな魚であるか、飼育や食用利用などをご紹介します。

目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

ソウギョはどんな魚?

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出典:PIXTA

ソウギョとは、コイ目コイ科ソウギョ亜科の魚。中国原産の淡水魚で、一定の大きさを超えると草食性が強く、水草を食い荒らします。

特徴

ソウギョは、2メートルに達することもある大型魚。日本に生息する個体は、平均で1メートル前後です。鯉に似ていますが、背ビレに多少違いがあることや、アゴしたの髭がなく、体色は全体的には緑灰色、腹側は黄白色。斑点や縞模様などはありません。

食性

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出典:PIXTA

ソウギョは雑食性。成長に応じて食性が変わります。稚魚は、植物性や動物性プランクトンを、13センチ程度までの個体は、プランクトン以外にボウフラなど水中生物も補食。それより大きい個体は草食性が強くなり、ウキクサやヒシ、水面に垂れ下がった雑草などを食べることも。草食性が強い個体になると、喉に植物を食べるのに適した歯が発達しています。

寿命

ソウギョの寿命は、7年から10年が一般的。長寿になると20年を超えることも。淡水魚の中では比較的寿命が長い魚と言えるでしょう。

外来種

ソウギョはコイ科の魚ですが、河川や湖沼の水草を食いつくしてしまうこともあり、その食害が生態系へ悪影響を与えることから、環境省の要注意外来生物に指定されています。

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