グルクマは沖縄のアジ?サバ?詳しい生態や釣り方のまとめ

2018/03/02 更新

グルクマはスズキ目サバ科の魚。サバやアジに似た形態に、大きな口が特徴で、日本では沖縄等の暖かい海域に生息しています。グルクマの生態や食べ方、釣り方をまとめて紹介します。


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グルクマという魚について

グルクマ
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グルクマは熱帯域に生息するサバの仲間です。世界各国で食用として愛されており、日本でも食用はもちろん釣りのターゲットとしても人気のある魚種。名前は沖縄の方言が由来と言われています。

サバと同様群れを作り回遊する魚で、食性も激しく大きい個体は40センチ近くまで成長します。グルクマの身はサバと非常に似ているため、刺身はもちろん煮つけや揚げ物などで美味しく食べることができます。

グルクマの分布・生息域

グルクマは熱帯域で生息するため、日本では沖縄の周辺でしか見ることのできない魚です。海外ではインド洋と西太平洋を中心とした熱帯域を中心に生息。主な生息域の一つである東南アジアでは、食用魚として重宝されており漁として大量に漁穫されています。

グルクマの生態や食性

グルクマは大きな群れを作って回遊する回遊魚で表層付近に生息することが多いと言われています。食欲が非常に旺盛で小魚やプランクトンなどを主に捕食します。

グルクマの形態

グルクマは体長約40センチほどまで成長しますが、大型のサバに比べるとやや小型の魚。体高は高く色や斑点などの模様もサバとは異なりますが、特に特徴的なのが大きく開く口。遊泳中にこの口を大きく広げ、海水ごと取り込んだプランクトンをエラで濾しとるように捕食します。

グルクマの料理レシピ

グルクマの料理
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グルクマはサバに非常に似た生態の魚であるため、食用としてもサバと同じような調理法で食べられることが多い。日本ではあまり馴染みのない魚ですが、東南アジアでは煮魚や揚げ物はもちろんカレーや練り物としても使用されるポピュラーな食材です。

ここではそんなグルクマの日本での主な調理法について見ていきます。

刺身

鮮度が良い場合は一番グルクマの美味しさを味わえる調理法。サバの刺身と非常に似た味わいが楽しめます。サバと同様鮮度を保つのが難しいため、刺身で食べる際は採れたての新鮮なグルクマを用意しましょう。

焼霜造り

グルクマは皮に旨味があるため、あぶりにすることでその独特の風味を高めることができます。柑橘類と相性が良いためお好みでそちらを合わせて食べればよりグルクマの美味しさを楽しめます。

塩焼き

サバの定番の調理方法でもある塩焼き。もちろんグルクマにもおすすめで、素材そのものの味をシンプルに楽しめます。塩をふって一晩置いてから調理すると身に味が乗りやすいです。

竜田揚げ

お子様がいる家庭におすすめなのが、竜田揚げ。味をつけたグルクマを衣をつけて揚げることで、癖がなく、子供でも美味しく食べることができます。唐揚げ、フライなどでもおすすめです。

煮付け

日本の魚料理の定番。醤油、味噌など味付けの幅も広く、臭みやクセもなく魚を食べられる調理法です。サバと同様筒切りにして煮つけることで、型崩れを抑える効果もあります。


グルクマの釣り方

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グルクマは生息する地域では、釣りの対象魚としても非常に人気のある魚。サビキはもちろん、ルアーフィッシングでも狙うことも。サバに非常に似ている魚であるため、タックルや仕掛けなどはサバ釣りのものを応用すると簡単に釣りを楽しむことができます。

特にルアーフィッシングはさまざまなハードルアーで狙うことができるためおすすめ。群れで泳ぐ回遊魚であるため、短時間で多くの釣果をあげられる可能性も高いです。

サビキ釣り

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堤防などからグルクマを狙う際もっとも一般的な釣り方。市販のサビキ仕掛けを使い、道糸にコマセ袋、仕掛けの先端に錘をセットして使うサビキ釣りの定番です。

仕掛けを海に落としたあとはシャクリをいれながらコマセを撒き、グルクマの群れを仕掛けまで誘います。一度に数匹ヒットする可能性もあるため初心者でも楽しめる釣りの一つです。

サビキ釣りのタックル

サビキ釣りで使用するタックルは長さが3から4メートル前後の磯竿と2号前後のナイロンラインが150メートルほど巻けるスピニングリールの組み合わせがおすすめ。仕掛けにはサバ、アジ、イワシ用の市販のサビキ仕掛けが最適です。

ルアー釣り

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グルクマはサビキ釣りだけではなく、ルアーでも狙うことができる魚。比較的表層に近いレンジにいることからトップウォーター系のハードプラグに反応があることが多く、サビキ釣りとは違ったゲーム性の高い釣りを楽しめます。

ルアー釣りのタックル

ルアー釣りで使用するタックルは長さが8フィート前後のシーバス、エギングロッドなどがおすすめ。リールはルアーフィッシングで定番とされる2500番台のスピニングリールがぴったりです。

ルアーには表層を早巻きできる60から70ミリのポッパーやペンシルベイト、トップへの反応が悪い時にはメタルジグやシンキングミノーもおすすめです。

サイズの小さいグルクマを狙うのであれば、アジングやメバリングタックルに2インチ程度のワームをジグヘッドリグで狙うのも有効です。

美味しく、楽しくグルクマ釣りを満喫しよう!

グルクマ出典:photoAC
グルクマは日本では馴染みの薄い魚種ですが、サバにも負けない美味しい魅力を秘めた魚です。釣れる地域は限られるものの、堤防などで簡単に狙える魚であるため初心者にもおすすめ。サビキ釣りはもちろんルアー釣りも楽しめるため挑戦するチャンスがあった際は積極的に狙ってみましょう。

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三度の飯より釣り好き。幼少期より川・海問わず色々な魚種を釣ってきました。釣った魚を食す幸せを伝えたい!