マルタウグイの食べ方
マルタウグイは食用として流通することの少ない魚ですが、非常に美味な魚です。流通はしていませんが、高級かまぼこの材料として昔から漁師の間では知られており、実は知らず知らずのうちに口にしている可能性もあります。
ここでは釣りのターゲットとしても魅力的なマルタウグイの食べ方を簡単に紹介させていただきます。ただし、注意点が一つ。マルタウグイは釣れた水域によって臭みがある場合があります。料理に挑戦する場合は、できるだけ綺麗な水域で獲れたものがおすすめです。
塩焼き
白身魚であるマルタウグイは、魚料理の基本ともいえる塩焼きと相性が抜群です。川で釣れる魚ですので臭みが心配なところですが、基本的には海の魚ですので川魚特有の臭みはなく、スズキのように上品な海の魚の味を楽しむことができます。
煮付け
白身魚ですので煮つけとの相性も抜群です。小骨が多い魚で、骨も硬めなのでしっかりと煮込むことがおいしく食べるポイントです。身は魚が大きければ肉厚ですので、しっかりと味付けをして甘辛く濃い味が、マルタウグイのおすすめの味付けです。
たたき
マルタウグイは、なめろうのように身をたたいて、ネギやみそと混ぜて食べることもできます。驚くほど意外と臭みがないため、一度食べると病みつきになってしまう調理方法です。
春はマルタウグイを釣ろう!
マルタウグイは、遡上してくれば簡単に釣ることのできるターゲットです。しかも、都市型河川にも多く遡上してくることから、遠くに出かけなくても釣ることができます。
引きも強烈でゲームフィッシングとして最高のターゲットで、食べてもおいしいマルタウグイを春になったら釣りに行きましょう。