[sotoshiru/ソトシル] 釣りのセール品を毎日お知らせ! 国内最大級のアウトドア情報アプリ 無料ダウンロード
クエ釣りの画像

クエ釣りは大物釣り師のロマン!どんなタックルなら仕留められる!?

クエは高級魚で知られ、大型の個体は幻の魚とも呼ばれるほどに釣るのが難しい魚です。大物釣り師なら、いつかは釣ってみたい大型のクエは、いったいどんなタックルや仕掛けなら釣り上げることができるのでしょうか?今回はロマンあふれるクエ釣りを深彫りしてみたいと思います。

目次

アイキャッチ画像提供:釣り好き!まっちゃん

クエとは

クエ釣りの画像
提供:釣り好き!まっちゃん

クエとはハタ科に属し、別名モロコとも呼ばれる高級魚で知られる魚です。体長は最大で2m近くにもなり、日本に生息する魚の中ではトップクラスの大型魚になります。体色は緑褐色をしていて、不明瞭な縞模様があるのが特徴です。産卵期は6月頃で、成長のスピードはとても速く2年ほどで50cm近くにも育ちます。クエは成長によって性別が変化する魚としても知られており、小さなときはメスで、大型化するとオスに性転換します。超大型化したクエは幻の魚とも言われ、大物釣り師の憧れのターゲットでもあります。主に西日本に分布しています。

クエが釣れる時期

クエ釣りの画像

撮影:TSURI HACK編集部

クエは基本的には一年を通して釣ることができますが、最も釣りに適しているのは秋から冬にかけてとされています。この時期のクエは脂が乗っていて、食べても美味しいのでおすすめです。クエは回遊して動き回るタイプの魚ではなく、決まった隠れ家に居つくタイプの魚なので、ベストシーズ以外でもクエがいる場所をしっかりと狙うことが出来れば、釣ることが出来ます。

クエの釣り場(ポイント)

クエ釣りは荒磯がポイント
出典:PIXTA

クエの釣り場は水深が50m程度までの潮通しがよい岩礁帯や磯です。岸からクエの大型を狙う場合は、荒磯や沖磯などが主な釣り場となりますが、足場も悪く、磯釣りに慣れていない方は注意が必要です。これからクエを狙ってみたい方は船からの釣りをおすすめします。また、小型のクエは岩礁帯がからむ堤防や漁港にも住み着いていることもありますので、他の根魚と一緒に狙ってみるのもいいかもしれません。

クエ釣りのタックルと仕掛け

クエを専門で狙うにはかなり頑丈なタックルが必要です。船釣りと磯釣りのタックルと仕掛けについて、それぞれご紹介します。

船釣り

クエの強烈な引きに対応できるタックルと仕掛けが必要になります。
竿 クエのパワーに負けない強靭さが必要です。

ゼニス グラシスタ A.R.Aスペシャル アルミバット仕様

全長:2.0m
自重:625g

リール 竿と同様、急激な引きにも対応できるものを選びましょう。

ダイワ マリンパワー 3000-24V

自重(kg):5.5
ギヤ比:1.7
最大ドラグ力(kg):90
標準巻糸量PE(号-m):12-1400/15-1100/30-600
標準巻糸量ナイロン(号-m):24-900/30-700/50-430

ライン ラインは最低でもPEラインの15号以上がおすすめです。

仕掛け 専用仕掛けがおすすめです。強靭さがとても重要です。

ケイスタイル イカ餌泳がせ アラ仕掛

針20号/25号−ハリス40号

オモリ 深場を釣る場合は200~300号程度が必要になります。

磯釣り

ハリにかかった直後に強引に根から引き剥がす強靭なタックルと仕掛けが必要です。オモリは根がかりを想定した捨て糸仕掛けにしましょう。
竿 根から強引に引きずり出せるパワーを持った竿を用意しましょう。


リール 大型の両軸リールが頑丈かつトルクもあって、良いでしょう。トローリング用のリールも代用できます。

Penn Gold International V-Series Deluxe Saltwater 2-Speed Lever Drag Reel

カラー:ゴールド

ライン 船釣り同様に、PEラインの15号以上がおすすめです。

仕掛け 専用の仕掛けを使用しましょう。

オモリ 船釣りほどの重さは必要ありませんが、しっかりと餌をポイントにとどていられる重さを選びましょう。

クエ釣りの餌

クエ釣りの餌はムロアジ!
出典:PIXTA

クエ釣りではアジやサバ、サンマ、ムロアジなど様々です。生きエサを使う場合が多いですが、冷凍のサバなどを用いる場合もあります。生きエサを使用する場合、エサが弱ってしまわないように素早くハリにつけるのがコツです。エサは一匹掛けで、下あごまたは口の中から頭の中心に対して通すか、背中にかけます。

幻の魚、クエに挑もう!

クエ釣りの画像
提供:FISHING GANG YOSHIKI

大型のクエは決して簡単にチャレンジできるターゲットではありません。また、クエをお店などで注文すると非常に高額なため、食べる機会も多くはなく普段から馴染みのある魚ではないと思います。しかし、大物を求める釣り人にとって、クエは究極のターゲットではないでしょうか。普段の釣りから一歩踏み込んで、幻の魚に一度は勝負を挑んでみてはいかがでしょうか。

関連記事