バンタムMGLに注目!
以前から、SNSやメディアで話題となっていた、シマノのベイトリール「バンタムMGL」。この度の2018フィッシングショーで、その姿が初披露されました。
TSURI HACK編集部が、貴重な実機に触れてきましたので、その模様をお届けしたいと思います!
バンタムMGLのここがスゴイ!
1. 一体型アルミフレーム
バンタムMGLの、一番の特徴ともいえるボディ。継ぎ目のない美しい一体成型が目を引きます。快適な巻き心地を提供するための、重要な役割も担っているのでしょう。
2. MGLスプール搭載
シマノが誇る最新のスプール「MGLスプール」を搭載。軽い力で飛んでいく回転力の高さが、多くのアングラーに支持されています。
3. ロープロリール史上、稀に見る剛性感
一体型のアルミ成型がもたらす安心感は、シマノの真骨頂とも言えます。現在のリール市場において、ロープロリールで剛性や巻き心地を追求したアイテムは少なく、特異な存在感を放っています。
バンタムMGLのスペックとラインナップ
シマノが力を入れ開発したベイトリールということもあり、ギア比も幅広くラインナップ。PG(パワーギア)はディープクランクや、引き抵抗の大きい大型のスピナーベイトに。
ノーマルやHGはなんでもこなせるオールラウンダーといったところでしょうか。もっともギア比の高いXGは、手返しの良さが要求されるワーミングなどを快適に行えそうです。
ギア比
ギア比 | 巻上げ量(㎝ / 1回転) |
PG(5.5) | 59 |
ノーマル(6.2) | 66 |
HG(7.1) | 76 |
XG(8.1) | 86 |
糸巻量(フロロ)
16lb-100m
自重
215~225(g)
バンタムMGLの価格
メーカー希望販売価格 ¥42,900(税込)
シマノ製品の価格帯では、メタニウムMGL(44,100円)と「クロナークMGL」(35,000円)のちょうど中間の位置づけ。カルカッタコンクエストのような剛性感を、この価格で手に入れることができる……。
それこそが、バンタムMGLの最大の魅力ではないでしょうか。
シマノ バンタムMGL
バンタムMGLのファースト・インプレッション
無機質なシルバーのボディ。細部に配置されたガンメタのパーツが、全体の雰囲気を引き締めています。どっしりと奥行きのある佇まいは、近年のシマノ製品の中でも随一の存在感です。
巻き心地
一体型アルミフレームとマイクロモジュールギヤがもたらす、滑らかでシルキーなフィーリング。ロープロリールにありがちな、カリカリとした巻き心地ではなく、カルカッタコンクエストの巻き心地に近い感覚を受けます。
パーミング性
比較的手の小さい筆者でも、しっかりと握りこむことができます。リーニングの際や、ランディング時などに、余計な力を入れずに扱うことができそうです。
バンタムMGLはリール界の「ロボコップ」
ネット上では、そのメカメカしい外観から、ロボコップなどと呼ばれている「バンタムMGL」。一見すると無骨で飾り気のない外観ですが、だからこそ男心をくすぐるのかもしれませんね。
発売がとても待ち遠しい、シマノ注目のベイトリールではないでしょうか。
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