ヒイカとは
ヒイカとはツツイカ目ヤリイカ科ジンドウイカ属に属するイカの一種。別名ジンドウイカ、コイカ、テッポウイカ、ボウズイカとも呼ばれます。基本的には夜釣りがメインですが、底を中心に釣りを展開することで、日中でも釣ることができます。
▼真冬のヒイカエギングチェレンジ
ヒイカの特徴
体長12センチ前後、重さは50グラムほどの小型のイカで、透明感のある体色と体全体に散らばっている茶褐色の斑紋が特徴的。周囲の環境によって体色を変えることができ、興奮すると茶褐色が強くなります。
ヤリイカやケンサキイカの幼イカと比べると安価なため、惣菜などにも利用される食材でもあります。
ヒイカの生態
穏やかな内湾に生息し、シラス、イワシなどの小魚やエビ類、プランクトン類を食べます。水深1~10メートルの内湾で、およそ2000粒の卵を産卵します。寿命は1年程と推測されています。
ヒイカの生息域
北海道南部以南の沿岸部、朝鮮半島の南部、華北地域の海水域に生息しています。
ヒイカの時期はいつ?
ヒイカを釣るなら、産卵のために接岸してくる時期がベストシーズン。産卵期は地域によって異なりますが、一般的には冬で築地市場でも11~2月に取扱量が多くなります。