ヤシオマスってどんな魚?

ヤシオマスはニジマスを品種改良して養殖されている魚です。成長すると2~3キロと大型になり、管理釣り場で人気なターゲットとしてアングラーを楽しませてくれます。淡水魚は生で食べるとあまり良くないとされていますが、養殖されているヤシオマスでは寄生虫が入ったりすることが無く安心して食べることが出来ます。
ヤシオマスの特徴
ヤシオマスという名前は、身の色が主な生産地である栃木県の県花「ヤシオツツジ」の花の色に似ていることから付けられています。産卵期が無く肉質は一年を通して高い品質を保っており、いつでも美味しく食べることが出来ます。
ヤシオマスの見分け方

ヤシオマスはニジマスの遺伝子を品種改良した魚なので、外見で見分ける事は非常に難しいです。ここではヤシオマスの見分け方をご紹介します。
外見での見分け方
ヤシオマスとニジマスの見分け方は、まず大きさです。ヤシオマスが放流されている釣り場で大型の太った個体が釣れたらヤシオマスの可能性が高いです。またヤシオマスは、頬が赤みがかっている個体が多いことも見分ける目安となります。
身の色で見分ける

実際に食べてみるときにはヤシオマスは身の色で見分けることも出来ます。名前の由来にあるようにヤシオツツジの花のような鮮やかなサーモンピンク色が特徴となっています。
ヤシオマスは引きが弱い?
ヤシオマスは食用を目的として養殖されており、同サイズのニジマスと比べると引きが弱いのも特徴です。改良種や雑種は総じて酸欠になりやすく引きが弱いと言われています。
ヤシオマスを狙うおすすめルアー
ヤシオマスはニジマスに比べて動きが遅いので、大きめのルアーをゆっくりとアクションさせてくるのが釣るためのコツです。ここではヤシオマスを狙うのにおすすめのルアーをご紹介します。
ロール7、ウォブル3のミックスアクション
慣性スライドでトラウトを魅了する
様々な状況下で実績を出し続けるスプーン
エリア用に改良された純銀メッキ仕様
コンパクトでも飛距離が出せる肉厚ボディー
回転性能の高いオリジナルブレード
ヤシオマスは美味!
ヤシオマスは綺麗な水質の中で食用として養殖されており、様々な料理にマッチします。ここではヤシオマスの調理方法をご紹介します。
刺身

ヤシオマスは淡水魚ですが、刺身でも安心して美味しく食べることが出来ます。程よく脂が乗っているのでとても美味しいです。ヤシオマスのサーモンピンク色の綺麗な身は見た目でも楽しむことが出来ます。
カルパッチョ

ヤシオマスは玉ねぎやラディッシュと一緒にカルパッチョで楽しむことも出来ます。身は薄くスライスして食べるのがおすすめです。塩やオリーブオイル、レモンなどを好みでかけて食べてみてください。
ムニエル

ヤシオマスはムニエルで食べてもとても美味しい魚です。中火で両面をこんがりと焼いてみるとよいでしょう。ヤシオマスの身は熱を通しても柔らかく、脂が乗っているため美味しく食べることが出来ます。
塩焼き

管理釣り場で釣った魚の食べ方として最も人気があるのが塩焼きです。切り身にして焦がさないように注意しながら焼いてみましょう。柔らかくほぐれやすい上品で美味しい身を楽しみましょう。
ヤシオマスを狙ってみよう!
ヤシオマスは最大で2~3キロといった大きさになるので、ぜひ管理釣り場で狙いたい魚ですね。その特徴をしっかりと把握して狙っていくことが釣果を得る鍵となるでしょう。持ち帰りや食事が可能な管理釣り場では、ぜひその美味しさを味わってみてください。
