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ヤリイカをエギで釣る

ヤリイカの旬と人気レシピ!スルメイカとの見分け方って?

冬の食卓を彩るヤリイカ。イカには他にもスルメイカやケンサキイカなど様々な種類がいますが、どう見分ければ良いのでしょうか?今回はヤリイカの生態や他のイカとの見分け方、レシピ、ヤリイカ釣りの仕掛けについてまとめました!

目次

アイキャッチ画像出典:釣具のポイント

ヤリイカとは

ヤリイカ

出典:PIXTA

ヤリイカはツツイカ目ヤリイカ亜目ヤリイカ科ヤリイカ属のイカ。細長く槍のように尖ったヒレを持つことから、その名が付いたとされています。雄の方が大きくなり、雄は30~40センチ、雌はややずんぐりした体型で20~25センチ程になります。普段の体色は透明感のある白色ですが、興奮すると赤茶色になり、死後もその色が残っています。

ヤリイカの生息域・生態

ヤリイカ

出典:PIXTA

日本では、沖縄を除く沖合い水深100~200メートルの砂泥底の海域に生息し、海底から10メートルほどのところを群れで回遊しています。どう猛な肉食性で、小魚などを腕で巻きつくようにして捕らえます。産卵期は冬から早春で、この時期には各地の沿岸に集まってきます。

ヤリイカ・スルメイカ・ケンサキイカの違い

ヤリイカ・スルメイカ・ケンサキイカと、よく似ている3種類のイカ。ぱっと見ただけでは分かりにくいですが、実はそれぞれに特徴があります。
ヤリイカ

出典:PIXTA ※写真はヤリイカ

イカの耳(ヒレ)を見比べましょう。耳が胴の真ん中あたりまで長く伸びているのがヤリイカ。
スルメイカ

出典:PIXTA ※写真はスルメイカ

耳が小さい菱形で、胴が長いのがスルメイカです。また、スルメイカのほうがヤリイカより足が長いことからも見分けられます。


ケンサキイカ(白イカ)

出典:PIXTA ※写真はケンサキイカ

見た目が非常に似ているヤリイカとケンサキイカ。ケンサキイカはヤリイカより足が長く、2本の長い触腕を持っています。エンペラ(耳の先端)がより細長く尖っている方がヤリイカです。

ヤリイカの味・旬

ヤリイカの刺身

出典:PIXTA

寿命が1年ほどのヤリイカは、秋に小ヤリが出始め、冬から春に大型の固体が旬となります。大きさによって味が異なり、それぞれに美味しいです。ほのかな甘みがあり、適度な歯ごたえのあるやわらかな身は、とても美味しいお刺身になります。熱を通してもかたくならないので、煮付けもおすすめ。特に、冬の子持ちのメスや小ヤリの煮付けは最高です。旨みがあってパスタの具材としてもよく合います。墨袋は小さいですが、イカ墨のパスタもできますよ。


ヤリイカのレシピ例

やりイカと小松菜のパスタ(楽天レシピ)

イカスミパスタ(楽天レシピ)

ヤリイカの煮付け(楽天レシピ)

ヤリイカのお刺身(楽天レシピ)

ヤリイカのバター炒め(楽天レシピ)

ボイルヤリイカ(楽天レシピ)

ヤリイカの釣り

ヤリイカの釣り

厳冬期には岸からも狙えますが、主流は船釣り。関東や東海エリアではヤリイカ専門の遊覧船も出ています。イカヅノを使った特徴的な釣り方です。岸からはエギと呼ばれる擬似エサか魚の身や鶏のササミなどを使う方法があります。

ヤリイカ釣りの時期

産卵のために接岸する晩秋から春、9月下旬~4月までがハイシーズンです。地域によって異なりますが、初夏まで楽しめる地域もあります。この時期は産卵前の大きなヤリイカを狙うことができます。

■ヤリイカの釣り方についてはこちら

ヤリイカを釣って食べよう!

ヤリイカの釣り

ヤリイカはスーパーなどでもあまり見かけない高級イカ。だからこそ、釣りたいイカでもあります。新鮮なヤリイカだから食べれるお刺身をぜひ味わってください。小ヤリから大きなヤリイカまで、季節を変えて釣りに出かけましょう!

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