17イージス

ダイワ 「17イージス」を徹底解説!フロロカーボン専用設計のメリットとは

「17イージス」はダイワがリリースするフロロカーボライン専用設計のスピニングリールです。トラブルの多いフロロカーボンラインに特化した、バスフィッシング専用リールとも言えるでしょう。そんな17イージスを詳しく解説します。

目次

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17イージスについて

ダイワのイージス

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2017年に新モデルが発売されたダイワ「AEGIS(イージス)」。ダイワの最先端技術を多数投入し、圧倒的な軽量化、滑らかな回転性能を持った高性能スピニングリールです。フロロカーボンライン専用設計により、ライトルアーフィッシングにおいて抜群のパフォーマンスを発揮。耐腐食性の高い素材と防塵、防錆に優れた機構は、淡水域だけではなく、海水域での使用においても、高い性能を発揮まします。

デザイン

ボディーは、レッドとブラックを基調とした専用モデル感あふれる配色。また、軽量化の為に随所に施された肉抜きと、剛性感の漂うマシンカットハンドルは機能美とも言える雰囲気をも醸し出しています。

軽量設計

アルミを極限にまで薄く削り込んだ「肉薄アルミスプール」、軽量カーボン樹脂「ZAION(ザイオン)」、負荷分散を可能としたリム構造の「エアローター」を採用し、大幅な軽量化を実現しています。持ち重り感を排除することにより、疲労も溜まりにくく、長い時間集中して釣りを続けることを可能にしています。

フロロカーボンラインを想定

イージスはフロロカーボンをメインラインとして使うことを想定し、チューニングを施したリールです。大口径で逆テーパー設計を施した特徴的な専用のスプールは、フロロカーボンの特性によって発生するトラブルを抑制します。

ワーミング・ライトソルトで活躍

ザイオンボディとマグシールドを備えているイージスは、海水に対する耐久、耐腐食性能は抜群。安心してソルトウォーターフィッシングを楽しめます。高比重なフロロカーボンラインは、海水でも底を取り易く、また根ズレにも強いため、ワーミングや、岩場やテトラポッド周りに潜むカサゴやメバルなどの根魚釣りには最適なリールの一つと言えるでしょう。

セオリーとの違い

イージスは、ダイワの高汎用スピニングリール「セオリー」をベースにしています。セオリーの高い基本性能はしっかりと継承しつつ、細いラインでも確実に機能するラインローラー「ツイストバスターII-R」と大口径スプールを備え、フロロカーボンを使用する際のトラブルを抑制しています。

17イージスのラインナップ

イージスは「2003F」「2003F-H」「2505F」「2505F-H」の全4機種のラインナップ。型番の末尾に「-H」がつくモデルはハイギア仕様。また「3F」「5F」はフロロカーボンのラインキャパシティを表しており、3Fは3ポンド100メートル、5Fは5ポンド100メートルを巻くことが可能です。

2003F

重量170gと非常に軽いモデルです。3ポンドという非常に細いフロロカーボンを約100m巻くことが可能。ノーシンカーなどのライトリグのキャストをストレスなく行え、じっくりと繊細な誘いをするのに向いています。

ダイワ イージス 2003F

最大巻取:64cm
ギア比:4.8:1
自重:170g
最大ドラグ力:2kg
フロロ糸巻量(lb-m):3-100/4-90

2003F-H

2003Fのハイギア仕様。重量も2003Fと同じく170gと非常に軽く、3ポンドという非常に細いフロロカーボンを約100m巻くことが可能。テンポよく手返し重視の釣りをするのに向いています。

ダイワ リール 17 イージス2003F-H

最大巻取:75cm
ギア比:5.6:1
自重:170g
最大ドラグ力:2kg
フロロ糸巻量(lb-m):3-100/4-90

2505F

2003Fに対して一回り大きく、重量が185gと若干増えていますが、巻き取り量、ドラグ性能は向上。1ランク太いラインに対応しており、カバーの奥に潜む、より大型の魚を狙っていくことが可能です。

ダイワ リール 17 イージス 2505F

最大巻取:72cm
ギア比:4.8:1
自重:185g
最大ドラグ力:3kg
フロロ糸巻量(lb-m):4-140/5-100

2505F-H

2505Fのハイギア仕様。巻き取り長さは84cmとなり速やかなルアー回収が可能。5ポンドフロロカーボンに対応しており、魚がかかった際にはハイギアの特性を生かし、速やかにカバーから魚を引き離すことが可能です。

ダイワ リール 17イージス2505F-H

最大巻取:84cm
ギア比:5.6:1
自重:185g
最大ドラグ力:3kg
フロロ糸巻量(lb-m):4-140/5-100

フロロカーボンの特性を最大限に発揮するリール

ダイワのイージス

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フロロカーボンは耐摩耗性の高さや感度の高さなど、釣糸として優れた特徴を持ちながらも、巻き癖等によるトラブルの経験によって敬遠されている方もいらっしゃるのではないかと思います。ダイワのイージスは、フロロカーボンのデメリットになりうる面を抑え、優位性を存分に活かした釣りを可能にする優れたリール。攻めの釣りが好きな方は、是非ダイワイージスを検討してみては以下かでしょうか?

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